2022年02月23日

改めて「お前」という言葉

1年くらい前だったか、
うちのスタッフから僕に「お前」と言われるのが
慣れていない、と言われ、そうか、と思った
というようなブログを書いた。

それから、出来るだけ使わないように
しているけれど、若い頃からのクセで
ついつい出てしまったりする。

で、うちの店で「お前」という言葉を
使うか、どうかと尋ねてみたところ、
特に若い人、年配者問わず、
使わないという人が
7、8割だということがわかった。

多くの人はそれほど意味がなく、
たまたま使わないと言うし、
人から言われてもそれほど気にしない、
という人もそれなりにいる。

ただ、バカにされている気がする、
下に見られている気がする、という人も
確かにいるということもよくわかった。

僕としては、同世代の友人や、
年下で親しくなった人たちに
長い間、何の気なしに使っていた。

ただ、よくよく考えてみると、
僕の中のホモフォビア的な何か、
いや、「俺」や「お前」を使うこと自体が
知らず知らずのうちに、男らしい、
と思って使っていたのかも知れない、
そう気がついた。

小学校の頃は、なよなよしていたり、
オトコオンナ、とか言われていた自分。
それが中学に上がるとそのまま、そういう
僕を知っている人たちが多数いる。
だから、なかなか変わることは出来なかった。

地方都市の高校に移ってから
過去の自分を知らない人たちの中で
とにかく自分を変えないと、と
もがいていた中で、そういう習性が
身についたのかも知れない。

まして、僕が関わった映像業界など
いつも怒鳴り散らす人がいて、
「お前」呼ばわりなど
ごくごく普通の出来事だった。

ただ、仕事上でも、あらゆるコンプライアンスが
重視される昨今、
「お前」という言葉も消えていくのだろうし、
改め直さなければならない時に
きているのかも知れない。
そう思った。

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posted by みつあき at 15:44| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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