去年、クリスマスイヴの来てくれた
旧友のシンヤが今年になって二度来てくれた。
先日もこのブログに書いたけれど、
「店に人が来なくなったら、行くよ」
シンヤはそう言って14年、経って、
このコロナ禍で週末営業の
人が少ない中、訪れてくれるのは
本当に嬉しく、有難い。
さて、昔会った頃のシンヤは、
まだまだ若かったこともあったけれど、
クローゼットでシニカル、
というイメージだった。
思えば、彼と会った頃の僕だって
少なくとも、まだゲイであることを
きちんと受け入れられていなかったような気もする。
そんなシンヤがパートナーのリョウ君と
生活をしてもう20年以上。
17、8年前に二人で住居を決めた時に、
それぞれの家族にカミングアウトしたのだと
初めて聞かせてくれた。
それから随分時間が経ち、
シンヤのお母さんは亡くなられ、
お兄さん夫妻や甥御さんにも
カミングアウトしたようだ。
ただ、いまだにお兄さんは
同性だからなのか、きちんと
受け入れていないような気がするとシンヤは言う。
そんな中で、リョウ君のご両親が高齢になり、
地方都市の家を手放し、
二人が住む都内の家の近くの
マンションに移り住むことになったらしい。
さらに驚いたのは、シンヤカップルは
もう随分前に、子供が欲しいと
雑誌の掲示板で知り合った
レズビアンカップルと親しくしていたことも
あったようだ。
その話は物別れになってしまったようだが、
僕が会った頃のシンヤの印象からは想像出来なかった。
ありとあらゆる事をまっすぐに受け取り、
ポジティブに乗り越えようとしている
その姿には驚きと共に、胸を打たれる。
僕に対して皮肉を言うところはまったく
変わっていないけれど、それでも
これから起こるだろう色々な出来事を
シンヤはひとつひとつ、正面から
向き合っていくんだろう。
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