コルトン・アンダーウッドをご存じだろうか。
アメリカのフットボール界で活躍し、
数年間に負傷で、華やかな選手生命を断念し、
若くして引退した名プレイヤーだ。
コルトンは、4年前に全米で放映された
リアリティ・ショウの合コン番組「バチェラー」で、
一人の女性を射止め、大変、盛り上がった。
(この様子は日本では、
Amazonプライムでも観ることが出来る。)
しかし、彼は実はゲイだった。
子供の頃、その事実に気がつき、
両親や弟、友人、加えて、全世界に
カミングアウトすることを決め、
それが今、Netflixで配信されている
「コルトン・アンダーウッドのカミングアウト」
というドキュメンタリー・シリーズだ。
今どき、有名人のカミングアウトなんて、
珍しくないのに、何故、それがシリーズに?
と思う人も多いかも知れない。
この番組を観ると、やはりやや進んでいる、と
思われる欧米でも、スポーツ選手
(特に格闘技やこの手のチームプレイを
する人間)にとって、カミングアウト
というのは、かなり勇気がいることのようだ。
増して、「バチェラー」に出演したことから、
嘘つき、などと酷いバッシングを受けた。
彼は父親に強くちゃんとした男として
生きていくよう育てられ、幼い頃から
スポーツに励み、プロフットボールの世界に
入ったのだ。
また、彼の家は敬虔なクリスチャンの家庭だった。
ある意味、愛に満ち溢れた環境で育っただけに
コルトンの苦しみは大きかったようだ。
この番組を撮影した時には、30歳前。
現在の10代後半から20代のゲイの多くは
自由にセックスを楽しんだりしている。
しかし、コルトンは恋人を持ったことも、
ほとんど男性とのセックスもなかったようだ。
そんな真面目なコルトンだからこそ、
世界にきちんと自分自身のことを
伝えようとする。
いつも、ここに書くように、人には
いろいろな事情があり、カミングアウトすること
だけが最良の方法ではない、そう思う。
しかしながら、ずっと悩んでいる人たちに
彼の生き方は強いメッセージを与えるはずだと思う。
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