つい先週、ショウジが友人のソウタと
連絡が取れなくなった、と伝えてくれたことを
このブログに書いた。
そして、昨日、ショウジがまさかの
そのソウタの訃報を持って
泣き腫らした顔で店に来てくれた。
共通の友人が、ソウタの会社に連絡をし、
その人事部から、この夏に
コロナで急死をした、ということだった。
まだ50代半ばだった。
ショウジは、ソウタが亡くなった日にちよりも
ほんの数週間前、また一緒に飲もう、と
連絡を取り合っていたばかりだったと言う。
ソウタは、うちの店には決して一人では
来たことがなく、常にショウジを
介してだったけれど、
それでもずいぶん何度も来てくれていた。
それにしても、この夏、コロナは
入院できないほどの重症者を出し、
多くの死者も出た。
そんな中に、ソウタがいたとは。
入院出来たのか、それとも自宅で
亡くなってしまったのか。
高熱で苦しんだりしたのか、
最後はどんな状態だったのか、
それを考えただけで、辛くなってしまう。
悲しくなってしまうから、
冷たい雨の中、ショウジと日本酒で献杯をしながら、
ソウタのくだらない楽しい話を思い出していた。
ソウタは、旅行が好きで、暇があると海外、国内を
飛び回って、楽しんでいた。
上海に行った時に、
タイプのイケメンと仲良くなり、
自分のホテルに誘った時、部屋に入る前に
「僕いくらです」とエスコートだったとわかり、
ソウタが「僕はさらに高いいくらだよ」と
言って帰してやった、と大笑いしたのだった。
ショウジや他のお客さんたちと、
どういう形でもいずれは死を迎える。
その時、どれほど幸せであるか、
そう思えるように、毎日を
充実し、楽しく生きていかなければ、
どうしても、そういう話になる。
人生は一度だけ。
名残惜しさはきりがないだろうけれど、
どうか、ソウタは幸福だった、と
願いたい。
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