2021年12月06日

人見知りする、しない?

先週来てくれたヤマト、37歳はとても社交的で
どんな人が隣に座っても、すぐに話しかける。
多くのお客さんは、そのノリに
すぐに引き込まれていくのだけれど、
中にはあまり話に乗らない人もいる。

そういう時でさえ、ヤマトは
あっけらかんとしていて、
ほぼ気にも留めない感じだ。

ヤマトが帰ってから、残っていた
コウシロウ 42歳は
「僕もああいう風に生まれれば良かった」とつぶやく。

確かにコウシロウは、僕とは多く話すけれど、
まず、隣に座った人などとはまったく話そうとしない。
ちょっと隣の人の話をふっても、
僕のほうを見て応えたりする。

「気がある、とか思われるのも嫌だし、
そもそも、大の人見知りだし」ということだ。

僕自身も、昔はそういうタイプで
まったく溶け込んでいけなかった。
こんなので、よく店をやったものだと思う。


ただ、考えてみれば、多くの人たちは
それほど他人とすぐに接触することをしない。
これは、日本人の特性なんだろう。

いわゆるシャイな文化の中で育てられ、
子供の頃から恥ずかしがる、
ということが悪いこととはされていないからかも知れない。


そう思えば、アメリカで育ったというセイジが
「子供の頃、ウジウジしていたら、先生から
ちゃんと自分の意見を言うように、と怒られた」
と言っていたことがある。

それが中学、高校と進むうちに、
ディベートを教えられ、人と意見を
ぶつけ合わせる、ということに慣れてくる。

ある意味、気遣いがない、とも思われる
彼らだけれど、僕ら日本人の気遣いこそが、
何を考えているか、わからない、
そう言われる理由なのかも知れない。

ヤマトとコウシロウと接して、
そんなことをふと考えた。

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posted by みつあき at 16:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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