敬愛していた瀬戸内寂聴さんが亡くなった。
大往生だと言われながら、来年は100歳を
盛大に祝う、という話があったというだけに、
まわりの方たちも無念だったと思う。
前にも何度か書いたけれど、
新しいモノにどんどん挑戦していかれ、
105歳で亡くなった聖路加病院院長の
日野原重明さん、
また、戦後、国内の女性を撮り続けた
現在107歳の笹本恒子さん、
そして89歳で、病気を克服されたあと、
まだ山に登り続けられている
三浦雄一郎さんなど、
僕は高齢で頑張られている人たちの
書かれたモノを読むのが好きだ。
すべての高齢者とはもちろん思えないし、
若い人にも優れた人はいるけれど、
素晴らしい仕事をし、
年齢を重ねた方の言葉、
そして行動力は実に重みがあるのだ。
まさに、こうでありたい、こうであらねば、
という言葉に溢れている。
寂聴さんの本には、常に「人への愛」に
満ち溢れ、そのエネルギッシュな活動にも
大変、心を打たれた。
戦争、原発、死刑制度などに強く反対し、
時にはデモンストレーションに参加し、
90を超えてからも、ハンガーストライキを
行ったりもされていた。
かなり破天荒な青春時代を送られ、
仏門に入られた寂聴さんのベースは、
何と言っても「愛」のひと言に限られる。
不倫も、浮気も、同性愛も、
自分が責任を持って挑めば良い、
それを赤の他人がとやかく言うことではなく、
人はありのまま、自由に生きていくべきだと。
僕は寂聴さんにお会い出来る場に
いたことはなかったけれど、
多くのメディアや、彼女の本から
本当に多くのことを学ばせていただいた。
この場を借りて、感謝を伝えたい、そう思う。
ご冥福をお祈りします。
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