2021年11月10日

「DUNE デューン/砂の惑星」と「MONOS/猿と呼ばれし者たち」

現在上映している映画の中で、
度肝を抜かれたのが
「DUNE デューン/砂の惑星」
そして「MONOS/猿と呼ばれし者たち」だ。

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片や1万年も未来のSF、
片やコロンビアの山奥でのゲリラ舞台の話で
まったく共通点がないように思える。
ただ、共にアート映画のような映像の美しさ、
そしてあまりにエネルギッシュな展開。

実は「DUNE」は、公開初日に日比谷のIMAXで
観ていて、わかりにくい部分もあり、
細かくチェックしたく、
もう一度観ようと思っていた。
何人かの映画好きな友人が、もし観るのなら
絶対に池袋のIMAXで、ということだぅた。

よくよく調べてみると、
「IMAXレーザー/GTテクノロジーシアターを導入する
グランドシネマサンシャイン(池袋)、
および109シネマズ大阪エキスポシティでは、
一部のシーンをアスペクト比1.43:1で投影し、
通常スクリーンと比べて最大40%増の映像を体験出来る。
池袋のIMAXスクリーンは幅25.8m×高さ18.9mとなっており、
およそビル6階分の高さのサイズで、
DUNEの世界観を堪能できるという。」ことだった。


なるほど。体験してみるとこれは本当に凄い。
正直言って、同じ映画でも、これほど印象が
変わってしまうとは。
リアルタイムを映し出すワイド画面と、
夢の中や、アクロバティックなシーンになると
グ〜ンと縦に広がりほぼ正方形になるスクリーン。
それに加えて、劇場隅々まで
重厚に響くサウンド。

子供の頃、劇場の幕が開き、スクリーンに
映像が映し出された瞬間に震え上がった
あのワクワク感が、否応なく蘇ってくる。

「デューン〜」は、僕が中学校の頃に
とりつかれたSF小説だったので、
そのディテールを僕自身はよくわかっていた。

ただ、あらすじ自体はそれほど複雑ではないものの、
登場人物や彼らをとりまく組織や地名が
多く出てくるために、予習が必要となる。

映画のために予習が必要なモノって
どうなんだろうと思っているタイプだが、
この映画に限っては許してしまおう。

それくらい、全編カタルシスを味わえるのだ。


片や「MONOS〜」も、ある意味
カタルシスを味わうけれど、
かなり過激で残酷なシーンが多いので
邪悪さの中に潜むカタルシスとでも言おうか。
狂気を彷徨う若者たちが
コッポラの「地獄の黙示録」さがならに
観客を興奮させる。

この映画は残念ながら、
ミニシアターのみでの公開だけれど、
配信とかビデオ、と言わず
是非とも劇場で観てほしい一作だ。

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posted by みつあき at 18:45| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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