2021年10月23日

テレビドラマ "IT'S A SIN"のこと

Amazon Primeのスターチャンネルなどで
観ることが出来るゲイのドラマ
「IT'S A SIN 哀しみの天使たち」を観た。
(ホント、こういうサブタイトルを付けなきゃ、
日本人って観ないんだろうか、とつくづく思う)

これは、ここ数年間、話題となった
ライアン・マーフィ製作の「ポーズ」の
ロンドン版のような話で、80年代イギリスで
ゲイの間でエイズパニックがどんどん
広がっていった時代が舞台となっている。

このドラマは、田舎町からロンドンに来て
役者を目指しているリッチー、
仕立て屋に就職するコリン、
このクローゼットゲイの二人に
親族に同性愛を受け入れられず
家を飛び出したナイジェリア移民のロスコー、
リッチーの学友で女性のジル、
また、リッチーと肉体関係を持つアッシュ、
この5人がシェアハウスで生活する。

まだ、HIVやエイズが名前も付いていなかった頃、
アメリカで大爆発をし、対岸の火事だと
思っていた矢先に、病気は彼らの
身近へと飛び火してくる。

まったく関係ないことだと笑っていたことが、
どんどん身近になっていき、
それぞれが戦々恐々としていく有様は
日本でそういう時間を過ごしていた
僕にとっても、非常にリアルに伝わってくる。

クローズアップされるのが、それぞれの
親との関係。
エイズどころか、まだまだゲイであることを
受け入れられない時代。
その中で若い彼らがどう生きてきたか。
そんな時代、僕たち日本人ゲイも
どう学んできたのか、も
考えさせられる一作だった。

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posted by みつあき at 23:52| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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