先日、僕が母の実家に行き、
従兄弟夫婦と会った話をここにも書いた。
そこで、僕がゲイであることを
奥さんが知らないのはともかく、
従兄弟が甥や兄から聞いているかどうか、
結果的には確かめられずにいた。
それはそれで良かったし、今回に関しては
特にわざわざカミングアウトする気はない、
ということも先日書いた通りだった。
そんなブログを書きながら、
うちの店に来てくれる
33歳のトオルが、いかに職場や家族、
33歳のトオルが、いかに職場や家族、
周りのストレートの友人たちに
絶対ゲイだとわからないように努力しているか、
と話してくれたことを思い出した。
トオルは、自分を守るために、
徹底して嘘をつきまくると言う。
嘘をつくストレスより、万が一ゲイだと
わかってしまった時のストレスのほうが
大きいのだと言っていた。
話を聞いて少し笑ってしまったのは、たとえ
自分が男とベッドインしているところを見られても
「酔っ払って一緒に寝てたら、迫られた」とか
とにかく、どう想像されてもすべてを
否定するのだ、と言っていたこと。
僕が会社勤めをしていて、クローゼットだった時代、
そこまでだったか、どうかはもう覚えていないけれど、
比較的それに近く、バレてしまう
(という言葉使いさえ、今は使いたくないのだが)
(という言葉使いさえ、今は使いたくないのだが)
ということに恐れを抱いていたことは確かだ。
ただ、こんかい、僕は従兄弟夫婦と話した中で、
バーの話だとかパートナーの話とかも、
彼らがお客さんや相手をストレートだと
思い込んでいるのかも知れないけれど、
嘘だけはやめようと心がけていた。
嘘を言うと、また嘘を上塗りしていかなければ
ならないし、どんどん面倒くさくなる、
というのが若い頃の嘘だらけから
学んだことだった。
多様性、LGBTQの世界がオープンになった、
そうは言いながらも、やはりまだまだ
こういう状況が続いているのだ、
それを思うと、本当の幸福に至るのは
かなり難しい、そう思わざるを得ない。
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