一昨日、僕のパートナーのお父様が
亡くなられた。
あと少しで97歳、という大往生だった。
ここのところ、トイレに立つのがそれなりに
大変だったりして、そろそろ施設に、と
10日ほど前に施設に入られた。
ただ、あまりにもお元気なので、
一度家に帰ってこられて
散歩などをして、少し休んでいるのかな、と
思ったまま、すっと逝かれたらしい。
それを聞いて、こんな穏やかで
幸福な人生の全うの仕方ってあるのだ、
と羨ましくも微笑ましく思った。
こういう時期だから少人数の家族葬で、
ということで僕もお通夜に行かせてもらった。
僕の席を設けていただき、お兄さん、
お姉さん夫婦など、皆さん本当に
優しく、親切にしていただけた。
お父様は、多い時には3ヶ月に一度くらい
我が家にもいらっしゃって、
パートナーが仕事の時は、
僕が一緒にドライブにお連れしたりもした。
美術館や、山登り、コーラス、ハーモニカ、
書道、など好奇心旺盛で多彩。
いつも、笑顔で、僕に対しても
常に「さん」付けで、丁寧に接していただいた。
うちの死んだ父なんかは、パートナーを呼び捨て。
えらい違いである。
お父さんが語られる話もとっても興味深かった。
軍人として、中国に長く行かれたけれど、
上官からのしごきもなく、激しい銃撃戦も
観たことがなく、それよりも電車の移動が
とても楽しかったなど、など。
それにしても、あの穏やかなお父様の家族なんだなあ
そう思うところが節々に感じられるお通夜、
そしてその後の食事会だった。
彼のお母様が亡くなったのが、
僕と彼が出会って半年後。
あれから25年近くが過ぎた。
その時に、ご家族に初めて会ったのだった。
あれから25年近くが過ぎた。
その時に、ご家族に初めて会ったのだった。
思えば、うちの両親の葬儀にも
パートナーは僕の傍にいてくれ、
色々な意味で、そんな形を受け入れてもらえた
家族を持てて幸せだ、そう思った。
こんな時に、自分に愛する子供や孫が
いたら、などと考えるのは、
贅沢な悩みなのかも知れない。
自分のプライベートをほとんど
ここでは書かないけれど、
お父様の御逝去のお悔やみとして
そして今までの感謝として
今日は許してもらえれば、有難い。
今日は許してもらえれば、有難い。
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