2021年07月18日

ゴミを拾う意味

オリンピックよりも、大きく話題になっている
大谷フィーバー。
二刀流と、その成績に関わらず、
全米や日本の彼への注目度は
その好感が持てる行為の数々。

つい昨日も、ホームランダービーで
得た1600マン円をチームスタッフ30人に
分けたという話や、そのダービー中に
肩が当たった記者に対して、
丁寧に謝罪した、ということまで
大きく報道される。

そして何よりも、彼が若い頃から
クセをつけていた、グランドでのゴミ拾い。
フォアボールで1塁に向かう途中や、
交代する際に、ベンチへ戻りながら、
ゴミを拾い、ポケットに入れる。

日本人もさることながら、この行為には
全米の人たちは唖然とするらしい。

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彼はゴミをひとつ拾うごとに、
運気が上がる、そう考えているらしい。

そもそも、アメリカでは子供の頃から
学校の掃除の時間はない。
片付けや掃除は、係の人がやる。
逆に何かをすると、その人の
仕事を取った、と怒られたりもするらしい。

だから、逆に大人になっても部屋の片付けが
ままならず、日本からの「コンマリ」が
注目されたりするのだろう。


去年の秋に、このコロナ禍で時間があり、
区のゴミ拾いのボランティアをしたことがあった。
僕は大谷と違って、ただ、ただ
ヒマだったからなのだが(笑)

確かに、日本では昔に比べると
ポイ捨てゴミは格段に減った、そう思う。
タバコの吸い殻など、特にそうだ。

東京は、オウム事件があった頃から、
街中のゴミ箱が消えた。
にも関わらず、ゴミをちゃんと
持ち帰る人が増えたようだ。

とは言え、小さな目に見えないくらいのゴミも含めて
え?こんなモノ?と思うようなゴミは
意外と色々なところに転がっている。

去年、思ったのは、不織布マスクが
あちこちに捨てられていること。
中には風で飛ばされたような
ポリ袋や、ペットボトルも
まだまだ転がったりもしていた。

普段ならまったく見過ごしてしまう
大きいゴミや小さなゴミがあちこちに
目立つ。

人間は、気にする、ということと、
目にしない、しようとしない、
ということで、見えてくるモノ、
まったく見えないモノがあることがわかる。

今回の大谷選手のこんな行為が
これからの子供たちに、普通なら
気にしない、気にならないことが
きちんと見えてくる、そんな何かを
与えてくれれば良いのだが、そんなふうに思った。

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posted by みつあき at 19:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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