2ヶ月遅れのアカデミー賞授賞式が終わった。
例年のように、少しだけ早起きして
しっかりとテレビに向き合う。
それにしても、今回ほど地味な
授賞式はかつてなかった。
いつもの歌やダンス、そして
何よりも過去の続々と名作映画が飛び出てくる
オープニングなどまったくなし。
主題歌賞にノミネートされた
歌手たちのパフォーマンスは
ショウの中には含まれておらず、
その前の番組で流された。
コロナ禍だから仕方が
ないのかと思いながらも、
来場者全員、ワクチンを
打っているらしく、
ノーマスクで、ヒューヒュー
ノーマスクで、ヒューヒュー
という掛け声さえある。
良くも悪くも、いかにもアメリカを
感じさせたけれど、とにかく
まったく、と言って良いほど
ワクワク感が乏しいショウとなってしまった。
さて、今回23枠の賞の中で、
僕が当たったのは14本。
近年の中で、ちょっと少ない結果になった。
近年の中で、ちょっと少ない結果になった。
おそらく、去年亡くなった
チャドウィック・ボーズマンが
受賞するだろう、ということだろうからか、
いつもは最後のクライマックスとなる
作品賞は主演女優賞、主演男優賞の前の
発表となった。
作品賞、監督賞は予想通りの
「ノマドランド」。
「ノマドランド」。
しかしながら、なんとラストの
最優秀主演男優賞は、特に注目も
されていなかった「ファーザー」の
アンソニー・ホプキンスとなった。
本人はオンラインでも出演しておらず、
もちろん、スピーチもなしで
ショウは終わったことは驚いた。
スピーチに関しては、
全体的にいつものような
時間制限を感じさせなかったけれど、
「アナザーラウンド」で
国際長編映画賞を受賞した
トーマス・ヴィンダベアの
撮影4日目に、携帯を見ながら
運転していた人によって
娘が亡くなったというスピーチには泣かされた。
また、ジーン・フェルト友愛賞を受賞した
プロデューサー、監督、俳優の
タイラー・ペリーの
「私は誰かを憎むことを絶対に拒む」と
あらゆるヘイトに反対する言葉はガツンと響いた。
最優秀主演女優賞を受賞した
フランシス・マクドーマンドは
とってもあっさりとした短い挨拶で
いかにも彼女らしい。
「ミナリ」で受賞した韓国俳優の
ユン・ヨジュンの「ブラピに会えた!」
というスピーチは笑わせられた。
他に盛り上がったと言えば、
この主題歌、アカデミー賞をとったか、
とっていないか、というクイズコーナーで
グレン・クローズが、ラップ曲を
よく知っていて、小踊りしたのは笑った。
コロナ禍で準備なども
なかなか出来なかっただろうけれど、
個人的にはやはりライブはともかく、
映像のマジックで、映画ファンを
もう少しワクワクとさせてもらいたかった。
それでも、授賞式が開催された、
というだけでも良しとしなければなのかも。
思えば、去年のトニー賞なんて、
思えば、去年のトニー賞なんて、
ノミネート発表以降、
何も行われていないのだから。
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