今日から、国と都から休業要請が出されて
来月の11日までお休みとなる!
そんな前日。
15時オープンすぐから、
懐かしい人、いつも来てくれる人たちが
残念だねえ、寂しくなるねと顔を見せてくれて
とても嬉しく、有り難く思った。
そんな中で、38歳になった
常連のイイダちゃんと
一緒に来てくれた友人のタカヤが
「マスター、イイダちゃんの家族の話、
聞きました?」と僕に尋ねる。
え?と聞き返すと、面白い、と言うよりも
彼のようなまだ40にも満たない人の
子供の頃(35年ほど前)なのに、
驚くような家族制度を耳にした。
北陸地方で生まれ育ったイイダちゃんは
お父さんのご両親(つまりイイダちゃんの
祖父母)と、彼のご両親とお姉さんの
6人で暮らしていたようだ。
しかし、イイダちゃんも含めたお母さんと
お姉さんの3人(いわゆる当時のおんな、こども
と言われた3人)は、なんと玄関から
家に入ることが出来なかったのだと言う。
いわゆる勝手口から、
御用聞きの人たち(死語?)のように
家に入っていたのだと言う。
だから、玄関から入ることが出来るのは
祖父母とお父さんだけ。
それは食事の摂りかたも同じで、
イイダちゃんとお母さん、お姉さんは
台所で食事をしたけれど、
祖父母とお父さんはテーブルで食べる、
という具合だった。
風呂の順番ももちろん、イイダ家の家訓は
風呂の順番ももちろん、イイダ家の家訓は
そこここに、厳しいモノがあったらしい。
そんなイイダちゃんが高校に上がる頃、
おじいさん、おばあさんは亡くなってしまった。
それから生活はガラリと変わった。
お父さんと共に、お母さん、イイダちゃん、
すべての人が玄関から入り、
共にテーブルで食事が出来るようになったと言う。
僕の子供の頃の時代でさえ、
そこまでのことは
あまりなかったけれど、
うちの祖父母の家に行くと、
祖父がいないと食事は始まらなかったし、
一番風呂も、必ず祖父からだった。
東京に長く住んでいると、そういう話は
ほとんど耳にしないけれど、
それでもこういう家族制度って
まだまだ蔓延っているのだろうか。
そんな話をしながら、営業時間は過ぎ、
2021年4月最後の営業は終わった。
お客さんたちと少しの間、
会えないのは残念だけれど、
ブログは出来る限り、書くつもり。
ほぼ映画配信の感想や、僕のくだらない日常に
ほぼ映画配信の感想や、僕のくだらない日常に
なるかと思いますが、よろしくです。
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