長い友人でもあるタダシが、テレワークになり、
パートナーの彼と一緒に、
神奈川の地方都市に移り住む、
と聞いたのが去年の今頃だったのだろうか。
初夏の間に、あちらで何軒かの
初夏の間に、あちらで何軒かの
不動産を周り、やっと山側にある
住居を見つけたのだと聞いた。
それから、あれよ、あれよという間に
引っ越しが決まり、それから車を買い、
犬を飼い、年末にはのんびりとした
素敵な生活に変化したようだ。
パートナーも医療関係に所属しているせいで
すんなりと新しい仕事場が見つかったようだ。
驚いたのは、家を探す時に
不動産に「私たちはゲイのパートナーなのですが、
それでも構わない、という大家さんをお願いします。
あとあと揉めるのが嫌なので」
と伝えたと言う。
タダシの性格や伝え方もあったのか、
そんなこんなでどの不動産屋でも
嫌な思いをした、
ということはなかったのだと言う。
また、移り住んで、近所の人たち、
犬の散歩で知り合う人たちも、
何か尋ねられたら、自分たちは
兄弟や友人でもなく、パートナーだと
伝えているのだけれど、ここでも
まったく変な風になったことはないらしい。
地方都市で、特に他の地域から
移り住んだりするだけで、
問題が起きる、ということを
耳にすることもある。
そして、もちろん、そういうことを
いちいち伝えるのは意味がわからない、
という人もいるかも知れない。
しかし、タダシの話を聞くと、
そこはいかに誠意を持って表現するか、
そしてそのカップルが、一般の夫婦や
恋人同士と変わらない、ひとつの家族である、
そういうふうに伝わるか、
ということなんだと思った。
タダシのような気持ちが伝わることによって、
世の中が変わっていけばいいなあ、
そう感じた。
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