昨日から映画館で始まった「ノマドランド」と
公開中の「ミナリ」。
公開中の「ミナリ」。
この2本は両方が、今年のアカデミー賞の
作品賞にノミネートされている8本の中で
最有力とされている。
昨日、僕も「ノマドランド」を
観たばかりだったけれど、
同じように観てきた、という
お客さんも劇場帰りに寄ってくれた。
両作品に共通しているのが、監督が
二人ともアジア系ということ。
そして、映画の舞台となっているのが
アメリカの田舎町(『ノマドランド』は
一箇所ではないけれど)ということだ。
まさにこのコロナ禍で
場所や時間にとらわれずに、仕事をする
「ノマド」(放浪民)という言葉が
「ノマド」(放浪民)という言葉が
ここのところ、日本でも使われている。
「ノマドランド」は、固定した仕事を持たず、
車で移動しながら、生活をしている人々を
描いた映画だ。
主人公の女性ファーンは、企業の倒産と
夫の死によって、車上生活を余儀なくされ、
アメリカ各地で人々と交流していく。
映画では、彼女ともう一人の男性以外は、
すべて実生活でもノマドとして生きている人々が
本人役を演じているのも興味深い。
ある意味、世捨て人のように見える彼らが、
過酷とも思える生活の中から、自由や
過酷とも思える生活の中から、自由や
存在意義とは何か、を見つめていく。
そういった意味では「ミナリ」も、
韓国移民の家族が、荒れた土地をなんとかして
開墾し、農業を営む、という夢のような話。
これまたシビアな現実の中で、家族が、夫婦が、
どう向き合い、変化していくか、を描いている。
地味ながらも、ところどころでリアルな現実を
見せてくれるこの2本。
文句なく、今年のベストに入るだろう。
文句なく、今年のベストに入るだろう。
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