数週間前にFacebookで
知り合いが仕事を辞めて、
ちょっと休みを取っていると書いていた。
大丈夫かと連絡をとってみたら、
何と彼は都内の保健所で長く
仕事をしていたようだった。
公務員であることは知っていたのだけれど
これは知らなかった。
コロナ禍になり、
体調の不調を訴える人ばかりでなく、
自粛警察らしき人からの訴えや
ありとあらゆるクレームが
どんどん電話で入り、
すっかり参ってしまったと言う。
それでも、人が足らずに
右往左往している職場を
辞めるのもどうかと、
去年一年は本当に頑張ったものの、
鬱状態になり、辞めざるを得なかったらしい。
細かく話を聞くと、本当に大変そうで
心から不憫だなあと思った。
そんな中、国は特措法で、
コロナだとわかって入院しない人を
懲役という罰則を与えようと
したりしている。
それを管理するのは保健所だそうだ。
それにまた、どれほどの手がかかるのか。
また、僕と同業の飲食店で
給付金をもらっても
どうしてもやっていけない、という
店にも罰金という話もある。
ロックダウンが出来ないから
時間短縮などは要請のはずであるのに、
そこに罰則が加わると
いうのはどうなんだろうか。
もちろん、うちも含めて、
もちろん、うちも含めて、
その要請にきちんと従っている人からすると、
面白くない、という人もいるのかも知れない。
しかし、それぞれに色々な事情がある。
それこそ、また、上にも書いた
自粛警察のような人間が
大騒ぎすることも含めて、
コロナはどんどん人の精神も
蝕んでいっているような気がしてならない。
苛立ちを抑えて、なんとか
ポジティブになることが出来るように
何かを見つけていくしかないのかも知れない。
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