昨日、来てくれたシュウゾウは、
ここ15年ほど(10年?)の熱心な
宝塚ファン。
知り合いに連れて行かれてから、
観まくって、一人のタカラジェンヌ
(彼女はいわゆるトップスターではないようだ)を
追いかけ、そのファンクラブにも入っている。
宝塚好きなゲイはたまに耳にするけれど、
うちの店でも彼ほどの人はなかなかいない。
ブロードウェイ・ミュージカル好きな僕でも、
宝塚を観たのは、本国の有名な振付家で
演出家のトミー・チューンが
やった「グランド・ホテル」を
含め、数本だけ。
歌舞伎と同じように、宝塚を
ひとつの日本文化として観ていくと、
とても興味深いとは思うものの、
そこまで趣味は広げられないため、
僕はハマらないようにしていた。
ともあれ、シュウゾウは、
前のほうに陣取って、出待ちなんかもするらしく、
休みの日など、午前中に並び、
舞台が終わってから、また並ぶとのこと。
それが今回、コロナでまったくなくなって
しまったのは悔しいらしい。
お正月興行も元旦からあり、
彼は2日の日に行ってきて、
胸がいっぱいになったと言う。
そして、その足で、うちの六尺デイに。
宝塚から六尺。。。。
変な取り合わせのようだが、
華やかなモノとエロスと、という意味では
完璧なゲイの好きな世界。
シュールだよね、と話していたら
お客さんのトオルが
「羽根と薔薇と六尺」というタイトルで
本でも出したら、直木賞候補になるんじゃない?
と盛り上がった。
このタイトル、本当に素敵(笑)
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