30代のマサキヨは、一体、どこまで鍛えるの?
というほどのマッチョな男だ。
遠くで歩いていても、その身体のデカさは
よくわかる。
Tシャツなど着ると、
十分太い腕だけではなく、
その筋肉の大きさ、血管の太さなどが
ぐっと浮き出てくる。
ボディビルダー体型と言っても、
まったくおかしくない。
子供の頃は痩せっぽちで、ヒョロヒョロ。
「だから、どうしても身体を大きくしたかった」
と言うのは、多くのゲイからよく聞く話だし、
僕自身もそうだった。
しかし、このマサキヨはちょっと違った。
子供の頃は、ごくごく普通体型。
ただ、ずっと女性に憧れていて、
華やかな衣装を着たり、網タイツや
ピンヒールを履いたり、
ピンヒールを履いたり、
真っ赤なルージュを唇に引きたかった
ということだ。
ただし、女性になりたい、という
トランスかと言われるとちょっと違う。
トランスかと言われるとちょっと違う。
女性のような格好やメイクはしたいけれど、
女性になりたいワケでも、自分は女性だ、と
思うこともまったくないらしい。
ただ、男では絶対出来ないくらいの
お洒落やゴージャスさが、欲しくて、
女性のように着飾りたい、そればかりが
マサキヨの頭を悩ませたのだそうだ。
子供の頃から、ハリウッド女優や、
そういうグラビアが好きで片っ端から見ていた。
両親も含めた大人からは「ませている」と言われ、
友人たちからは「女好き」と言われた。
悩み、悩んで、彼がたどり着いたのは、
女装するように、メイクをするように、
素晴らしい筋肉を作る、ということだった。
彼にとっての体作りは、筋肉の成長や
変化、と言うよりは、どこまで作っていけるか、
どのように美しくなれるか、ということらしい。
マサキヨの話をよくよく聞いてみると、
それは新しい境地、というよりも、
ゲイの心の奥底に同じようなモノが
潜んでいるような気がしてきた・・・。
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