先週の周年ウィークに、古い友人でもある
トランスジェンダーのフミノが
お祝いに来てくれた。
僕が彼と知り合って早くも15年。
その間に、彼も、彼の身の回りも
お祝いに来てくれた。
僕が彼と知り合って早くも15年。
その間に、彼も、彼の身の回りも
物凄く大きく変化した。
当時、彼はトランスであることを
カミングアウトする本を出版したばかりで
どこかまだ女性を感じさせる部分は
多少あったような気がする。
しかし、その後、LGBT関連の仕事を
メインに、講演や、あらゆる事業の傍ら、
しかし、その後、LGBT関連の仕事を
メインに、講演や、あらゆる事業の傍ら、
最愛の彼女との恋愛も成就、
そしてなんと親友の精子からの
人工授精によって、子供も授かった。
彼の動きに、多くの賛同もあれば
批判もあり、そのたびに悩みながらも
ポジティブに生きていこうとする
フミノに僕は共感する部分も
多数あった。
そんな彼が、先週来てくれた時に
「自分自身を受け入れて、
男として生きていっている中で、
本当に日本は男性優位な社会だ、
ということをつくづく思い知らされる」
そう言っていた。
たとえば、彼が実家にいても、
家事全般を母親や姉がやっていても、
昔のように彼に「あんたもやりなさいよ」
そう言われなくなったと言う。
父親の横でリビングで新聞を読んだり
テレビを観たりしている自分が
これでいいんだろうかとも思う。
取材を受けるため、テレビ局などに行っても、
一緒にいる女性たちよりも、先に彼が
選ばれる、女性はいつも二の次なのだ。
そして、何よりも忘れられないのは、
東京の女子校だったフミノの学校の生徒、
ほぼ95%は、通学途中に痴漢にあっていた。
今でこそ、痴漢防止や
撃退対策が考えられているけれど、
どこか女だから仕方がない、
いまだにそういう風潮を感じることが多いと言う。
子供の頃から、男として生きている僕が
改めて、そういう話を耳にすると、
なるほど、と思うことばかり。
そりゃ、日本が、ジェンダーギャップ指数
(男女の違いの格差)が、
(男女の違いの格差)が、
世界的にも、非常に低いとされるのはわかる。
僕らゲイの多くは、ある意味、
女性から最も離れている
ところで生きている。
仕事も含めて、プライベートでも
仕事も含めて、プライベートでも
まったく関わらない人もいるかも知れない。
それでも、僕がゲイであることで、
トランスジェンダーやレズビアンの女性たちと
トランスジェンダーやレズビアンの女性たちと
話すことが出来、彼や彼女たちの話を
聞くことが出来たのは良かった、
つくづくそう思う。
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