2020年10月18日

やりたいことがわからない

昨日の深夜に来てくれた
アキヨシ君、28歳。

前の職場が倒産して、職場が変わって
新しい生活にやっと慣れた頃にコロナが始まった。
仕事はさほど大変ではないけれど、
自粛要請が出て、テレワークが始まり、
なんとなくボーッとする時間が
長く続いていると言う。

家で仕事が終わるのが午後6時前。
それから食事を食べに行き、
ビールを買ってきて、
特に面白くもないテレビを見て、
10時過ぎからはなんとなくゲームをやり、
1時過ぎには寝る、という日々。

あまり徒党を組むのが好きじゃなく、
友人もいない。
趣味と言う趣味はなく、スポーツも
音楽も、映画やテレビも、特にこれだけは、
ということはないのだそうだ。

仕事での目標もほとんどなく、
自分には何が向いているのか、
何をやっていいのか、
わからないのだと言う。

高校生の頃は、親に言われ柔道をやらされ、
それなりに打ち込んだけれど、
先生のパワハラに辟易して、辞めた。
ガッチリしているから
ジムとかに行けば?と言うと
本人いわく、向いていないらしい。

好きな人とかは?と聞いても
今まで人を好きになったことがない、
そう言うし、性欲もさほど強くはないと。

そんなことをアキヨシ君が
突き詰めて考えていくと、
自分は何のために生きているのだろう、
ついついそう考えてしまうのだそうだ。

やりたいことがわからない、
という人はそれなりに多いと聞く。

それを聞くと、僕は逆にやりたいことだらけで
どれから手を付けて良いか、迷ったりするほど。
そう思うと、贅沢なのかも知れない。

何かちょっとでもワクワクすること、
ドキドキすること、
少しでも好奇心を持っていることを
探して、それをネット検索などから
追求していくこと、とかはどうだろう。

僕の時代は、ネットもなかったので、
ひたすら街の本屋や、図書館で
調べたモノだ。
良かったなあと思うのは、そのついでに
色々な本と出会ったこと。

ネットは散漫になりがちだけど、それでも
自分が関心さえ持てば、世界観を広げてくれる、
という素晴らしいツールだと思う。

そんな話をしている中で、アキヨシ君が
結構オシャレなシャツを着ていることに気が付き、
着るモノなどは興味あるんじゃない?
そう尋ねると、洋服を見るのは嫌いじゃない、
でも、買うお金がそれほどない、そう言う。

安いモノをどうコーディネイトするか、とか
色の組み合わせなどを調べてみたりするのは
結構、楽しいのかも知れない、と僕が言うと、
「そう言えば、子供の頃、多くの色を使って
絵を描くのが好きだったけれど、もう20年以上
やっていない。絵など描いてみようかな」と。

誰もいなくなった店で、小一時間話した中で
それまでウーロン茶だったのを
白ワインに変えたこともあったのか
アキヨシ君の顔が少し明るくなって
ちょっと僕も嬉しくなった。

雨降る土曜日の深夜の話。

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posted by みつあき at 17:21| Comment(0) | 趣味 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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