2020年09月26日

映画の見かたも人それぞれ

今日、来てくれたアキヒト君は
今、話題の映画「テネット」を観て来た!
とのことでやってきてくれた。

「どうだった?」と尋ねると
「う〜ん」と唸るアキヒト君。

時系列をいじったりする高密度ドラマを
作ることで有名なクリストファー・ノーラン監督。
この「テネット」も、ものすごい評判で
平日もでIMAXシアターは混んでいて、
これほど映画マニアの僕も
まだ観られていない。

もちろん、楽しみにしているし、観るまでは
まったく何も聞かないように心がけてはいるけれど、
アキヒト君以外、観た人、観た人が「難解」
「一度観ただけではわからない」
「ネットで調べて解説を読んで、初めてわかった」
などという声をたくさん耳にする。

解説を読んだり、人からネタを聞いて、
ああ、なるほど、そういう意味だったのか、
凄い!素晴らしい!!!と思うのは
人それぞれだけれど、それはそれで
どうなんだろう、そう思う。


つい最近、大好きなロバート・アルトマン監督の
「ゴスフォード・パーク」を、ものすごく
久しぶりにDVDで観た。

この映画、テレビドラマでお馴染みの
「ダウントン・アビー」よりも少しだけ
あとの時代、でもこのドラマ同様、
イギリス郊外の貴族とその使用人たちを
描いた群像劇だ。

公開当時、映画館で観て途中ウトウトして
ほぼ不完全な状態のままだったのだが、
今回、改めて見直して、20分くらいで
DVDを止めた。

アルトマン監督の映画の多くは偶像劇なので
とにかく登場人物が多い。
でも、この映画は特に、名前も含めて
誰が誰やら何が何やら、わからない。

そのまま観るのを止める、というのは
僕の中の選択肢にないので、
とにかく、そこからネットの
ウィキペディアなどをしっかり読み込み、
登場人物たちとその関係を頭に入れ、
もう一度挑んだ。

そうやって観ると、う〜ん、さすが
アルトマン。深い!面白い!!!
とは思ったモノの、これで良いのだろうか、と。

その昔「金環食」という日本映画を観た時も
そんな思いをしたことがあった。

情報を確認しないと、味わうことが
ままならないこの感じ。

少し前にもこのブログに書いたように
僕はわかり易い映画よりも、
少し捻りがある映画のほうが楽しめるタイプだ。
それでも、一生懸命観ていても
皆目わからなくなってしまう、
そして解説を読んでなるほど、と
思える映画が果たして名画なのだろうか。

まあ、どうであれ、人それぞれの
楽しみ方がある。
僕も結果的に「ゴスフォード・パーク」は
解説付きで、楽しんだワケで。

色々言いながらも、この監督の「メメント」も、
「ダンケルク」も大好きだっただけに
やっぱり気にはなるのである。
早く観に行かねば。

*******************

各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge


GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F





posted by みつあき at 13:26| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。