2020年08月20日

コロナ禍での撮影

昨日は、役者の友人のことを書いたけれど、
親しくしていて映画を撮っている
今泉監督が来てくれた。

彼は去年から新作の撮影中で
2丁目のあるお店を使っており、
その合間を縫って覗いてくれた。

この時期に撮影?
大変じゃないのか尋ねてみると、
本人いわく、大変も大変。
撮影になっていないとのこと。

そもそも、ドイツやオーストラリア、
香港、インドネシアなどから
役者を呼ぶ予定だったのだと言う。
しかし、このコロナですべてアウト。

おまけにカメラマンや助監督もダメ。

それでは、どうやって撮影しているかと言うと、
彼が自分を自分で撮りながら、
ひとりで演技をしているのだ、と。
いわゆるひとり芝居だそうだ。

そもそも、今泉監督は、必ず
自分の映画には主演しているので
それは何とか撮れるだろうけれど、
ピントや画角など、何度も一人で
テストしながら撮る、という
気が遠くなりそうな作業だと言う。


また、彼の映画で欠かせないのが
ゲイのセックスシーン。
こういう中で、そんなシーンが
いつ撮ることが出来るか、わからないけれど、
知り合いのお医者さんに
「セックスでコロナウィルスは感染るのか」
監督自ら、聞いてみたのだそうだ。

お医者さんが言うには、
どちらかが感染していた場合、
キスは100%感染るだろう、とのこと。
飛沫感染よりも近いのだから、
そりゃそうだろう。

それを思えば、世界中の
多くの恋愛映画やドラマの
キスシーンは、よほど両人が
PCR検査をしていなければ
撮影できない、ということなのだろう。


何はともあれ、色々考えることばかりで
頭が痛い、そう言いながらも、
現場に戻った行く監督だった。

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posted by みつあき at 16:06| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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