2020年08月19日

好きな仕事をやる、ということ

昨日、久しぶりに役者をやっている友人と
連絡を取り合った。
彼は舞台を中心に仕事をしているが、
コロナ禍の中で、まったく
仕事が出来ていないようだ。

3月にやっていたリハーサルは
すべてなくなり、もちろん本番もなし。

9月から始まる公演も、
席を埋められないため、
完璧に赤字で、ギャラも出るか、
どうか、不安だと言う。

役者ばかりではなく、
音響、照明、映像その他
多くのスタッフが仕事がなくなり、
みんなアルバイトをし出したようだ。

特にまわりの役者連中は、
普段でもその仕事で
食べていけるのはひと握り。
彼らがアルバイトしていた飲食店も
人員を減らしているため、
路頭に迷っている人も多いのだと。

非常にショックを受けていたのは
友人のアルバイト先の同僚に
そういう話をしたら
「まあ、好きなことやって生きているんだから
自業自得じゃないの?」と言われたのだと言う。

好きなことをやる、ということは
もちろん多くの責任も伴うと同時に
もちろん喜びもある。
しかし、その職業が法に
触れているワケでもないのに
そういう言い方はない、そう思う。

しかし、世の中、自分が好きなことを
一生懸命やっている、ということに対して
そんなふうに思う人たちは
ひと握りいる。

自分はこれほど大変な仕事を
イライラしながらやっているのに、
君たちは楽しい日々を送っている、と。
そこにはやっかみや嘲笑や
ありとあらゆる感情が
入り混じっているのかも知れない。

いずれにしても、この状況が
いつまで、どこまで続くのか。
飲食をやっている自分も含めて、
気の重さを持ちながらも、
自分がやりたいことをやっているのだ、
というプライドは捨てずにいきたい、
改めてそう思った。

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posted by みつあき at 14:50| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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