ずいぶん前に来てくれた時には
ほとんど話が出来なかったセイジ君、26歳が
昨夜、一人でぶらりと来てくれた。
彼は二十歳前後まで、ずっと自分を
ストレートだと思っていたし、彼女もいた。
しかし、いつの頃からか、
父親の友人仲間や、20歳も30歳も
離れたそういう人たちを見て
かっこ良い、そういう気持ちが
少しずつ芽生えたのだと言う。
それは高校、大学でやっていた
スポーツのコーチなどもそうだが、
そこに来る会長だとか、年配者の人たちが
目に入る。
いわゆるゲイの社会で
「老け専」というタイプに
属するのかも知れない。
それにしても、最近思うのは
「老け専」「外専」「デブ専」などの
言葉って、揶揄が入っていて、決して
耳障りが良い言葉ではない。
そこには「ハンサム」や「マッチョ」
のようなポジティブな言葉に
「〜専」は付かないのだ。
確かに僕の若い頃(今もそうかも知れないけれど)、
年配者(当時は40歳以上かな)を
好きだ、という同世代の人を捕まえて
「え?老け専門?あり得ない!」的な
発言をしたりしていた。
それが、この年齢になり、
「老け専」呼ばわりされるのが
単純に僕が辛くなっただけのかも知れない(笑)
しかし、今や、時代も変わり、
40代も50代も
非常に若々しくなった。
こういう中で、年が離れた人を好む、
という若い人がいたりすると、
(仮に僕に対してではなくても)
とても嬉しかったりするのだ。
閑話休題。
そんなセイジ君は、ここ数年、
ツイッターで知り合った僕と同世代の
既婚者男性を好きになった。
地方都市に住んでいたセイジ君は
仕事を辞め、彼の近くに住むことを決意。
彼といつでも会えることを、楽しみに上京をした。
しかし、上京して数ヶ月、
彼には新しく好きになった男が出来たらしく、
疎遠になっていく。
かなり落ち込んだセイジ君は、
新しい出会いを求めて2丁目に
出てきたようだった。
既婚者が好きだというワケではないけれど、
それくらいの年齢の人をターゲットにすると、
既婚者でなくとも、パートナーがいる、
という人も多いと言う。
それでも、まだ20代で、ずっとスポーツを
やっていた彼を良しとする人は
きっと多いのだと思う。
素敵なダディが見つかればいいのだけれど。
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