2020年07月06日

お勧め映画「カセットテープ・ダイアリーズ」

僕が大学生の頃、高円寺に「きいぼおど」という
ロック喫茶があった。
その隣にあった「洋燈舎」と共に、
本当によく通ったものだ。

その「きいぼおど」で聴いたロックは数々あるけれど、
とにかく衝撃を受けたのが、
ブルース・スプリングスティーンの
アルバム"Born to Run"だった。

それから何十年も、彼の音楽が
僕のナンバーワンであることは
このブログにもたびたび書いている。

そして、そのスプリングスティーンを追い続け、
賛美した一人の少年の映画がこれだ。

blindedbythelight.jpg

時代は1980年代のイギリスの田舎町。
パキスタンからの移民として育てられた
ジェベドは、人種差別によって
酷いいじめにあっている。
そんな彼に一人の友人が
教えてくれたのが
ブルース・スプリングスティーンだった。

映画は、ブルースの様々な楽曲に彩られ、
その歌詞があらゆる形で表現され、
その演出もワクワクさせられるが、
彼の楽曲を知らない人たちも
十分魅了される青春映画になっている。

僕自身がブルースの楽曲によって
大きく影響を受けたように、このジャベドも
強く揺り動かされ、若くして人生の岐路を
乗り越えていく部分は胸が熱くなる。

驚くのは、これが実話だったということだ。
ジャベドの思いは、やがて
ブルース自身にも伝わり、
ものすごい数、ブルースのライブにも行き、
会うことも出来たのだった。

人種差別という壁を乗り越えていく
ジャベドの姿は、ゲイである僕が自分自身を
見帰すことが出来たのも、ブルースの
おかげかも知れない。

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posted by みつあき at 16:48| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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