多くの人たちが、テレワークをし、
配信で映画をたくさん観、
本を読んだりしていたこの自粛期間、
37歳のサクラギ君は、かなり
ラジオを聴いていたと言う。
時には生で、時には時間をずらして。
そう。10年前から始まったradikoという
ネットのアプリを使って僕も、ここ3、4年
かなりラジオを聴くようになった。
radikoにはタイムフリーという機能があり、
一週間前までの放送を、24時間の間に限って
聴くことが出来る。
また、少しお金を出せば、エリアフリーと言って
全国の放送局の番組を聴くことも可能だ。
思えば、僕らが中学校時代は、うちに一台しか
テレビもなく、もちろんゲームもなかったので
自分の部屋の机や、ベッドの横には
いつもカセット付きのラジオがあった。
特に当時は大阪に住んでいたため、
お笑い芸人がやる深夜放送
(笑福亭仁鶴、浜村淳のラジオ大阪、バチョンといこう!
朝日放送のヤング・リクエスト、
当時の桂三枝の毎日放送ヤング・タウンなど)
を午前1時まで聴き、
それからオールナイトニッポンを聴いていた。
当時は、まだ芸能人と言うよりも
糸居五郎などアナウンサーがやっていた時代だ。
これは全国ネットされていたが、
どうしてもTBSのパック・イン・ミュージック
(吉田拓郎や愛川欽也)や
文化放送のセイ!ヤング(落合恵子やみのもんた)
がどうしても聴きたくて、
ものすごい雑音の中、布団の中で
必死に周波数を合わせていたのが懐かしい。
その後、大学になってからは永六輔や
淀川長治のラジオを、
まるで大学の講座のように
かじりついて聴いていたものだった。
それから何十年。
思えば、ラジオなどまったく効かなかった
30代、40代。そこを飛び越えて、
まさかまた10代の頃のように
ラジオを聴くようになるとは思ってもいなかった。
今やどこでどんな状態でも、時間も場所も
飛ばして、ネット環境さえあれば、
好きな音楽や気に入ったパーソナリティの
話を聴くことが出来る。
サクラギ君は、おもにジョギングと
ジムの中で聴いているようだ。
そしてラジオを聴くようになって、
あまり関心がなかった時事問題や、
世の中の動きに、とても敏感になったと言う。
確かに、テレビなどでは聴くことが出来ない
多くの人たちの生の言葉を耳にすることも出来るし、
自分がまったく興味がない音楽を
ラジオで見つけることも多い。
僕も主に地下鉄の中や、ウォーキング、
ジム、そして時には湯船の中で
最近は聴くことが多い。
したいことが山ほど多い僕の生活の中で
またひとつ増えた趣味、それがラジオだ。やれやれ。
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