2020年04月30日

本日の映画「マンハッタン」

そう言えば、ウディ・アレンの映画で
ゲイ絡みのモノってなかったっけと
ネット検索で探してみると、
「マンハッタン」と出てくる。

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おお!そう言えば、ウディ・アレン扮する主人公の
元妻が若きメリル・ストリープで、
二人の性生活も含めた暴露本を出すとウディを脅す
レズビアンの役だったなんて、すっかり忘れていた。

それにしても、ウディ・アレン。
77年度のアカデミー賞は、絶対「スター・ウォーズ」と
言われていた年に、見事に「アニー・ホール」で
作品賞を受賞。
それから40数年、その数50本にも及ぶ映画の中で
評判が悪いモノが、ほぼない監督というのも珍しい。

アレンの映画は、だいたい1時間半ほどに収まり、
ユーモアに富んだ文化的な台詞を交えながらも、
それもが皮肉たっぷりのコメディ映画になっている。

「アニー・ホール」も含めて、名作、大傑作、
と言うにはちょっとはばかれてしまうけれど、
ささやかな幸せや、ちょっとした心の痛みなどを
色々な味付けで小皿に並べた感じっていうのが心地良い。


さて、「マンハッタン」
ここでのウディ・アレン扮するテレビライターの
アイザックは、バツ2で、17歳の高校生
(これがヘミングウェイの孫娘、
マーゴが演じている!!)と、
そういう関係になっている42歳。

また、彼の親友のエールは不倫をしていて、
その不倫相手メリーをも好きになってしまう。

他の映画同様、ここでもアレンは、
うだつがあがらない中年男を演じている。
その中途半端な男像にイライラする人も
結構いるだろうけれど、それも含めて
愛すべき作品に仕上がっている。

モノクロームに映し出される
NY、マンハッタンの映像や、ガーシュウィンの音楽に
アレン節とも言えるシニカルな会話が、
何度観ても酔わせてくれる。

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posted by みつあき at 19:24| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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