2020年04月22日

本日のゲイ映画「ぼくたちのチーム」

コロナ騒ぎで、Netflixで、LGBTカテゴリーというのは
有難いけれど、ちょっとユルかったり、
今ひとつだかなというのも多い中で
これは!というアイルランド映画に出会った。

爽やかで泣けるシンプルに
胸を熱くさせてくれるゲイ映画
「ぼくたちのチーム」がそれ。

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アイルランドの片田舎にある
ラグビーが盛んな全寮制の高校が舞台。

そんな中、ラグビーには興味がなく、
ゲイだとバカにされているのがネッド。

そこに転校してくるのが、ラグビーの
花形選手、コナー。

最初は他の生徒同様、ネッドに偏見を
持つコナーだけれど、お互いに好きな
音楽を通じて二人は心を通わせていく。

と、書くと、この二人は次第に恋に落ち・・・
というような展開を考えるかも
知れないけれど、それがちょっと違う。

この先はネタバレになってしまうので
書かないけれど、この映画の素晴らしさは、
偏見や差別との背中合わせにある
人間の弱さや優しさを描いているところ。

そして、たぶん今後世の中が
いくら変化しても、残念ながら
決して消えることがない
生理的嫌悪感からくる言葉やいじめ。
他者に対しての不快感などは
僕らゲイの中にも多かれ少なかれある。

そんな心の中の問題を
それぞれ、どうすれば乗り越えて行けるのか、
この映画は、大きなヒントを与えてくれる。

ところどころで出てくる音楽も素晴らしく、
特にラストシーンで流れる
大好きなゲイのミュージシャン、
ルーファス・ウェインライトの
"Go or Go Ahead"にはシビれた。

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posted by みつあき at 20:14| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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