2020年03月20日

兄と弟

先日、イギリスの双子の兄弟についての
ドキュメンタリーの映画について
書いたけれど、昨日来てくれた34歳のミツオは
一卵性双生児の兄がいる。

ミツオは子供の頃から、どちらかと言うと
外で運動するよりも、家で本を読んだり、
絵を描いたりすることが好きで、
兄も同様。
いつも一緒に仲良く過ごしてきた。

小学生くらいの時に、自分は
男性に興味がある、と気がついたけれど、
兄はどうなのか、わからない。
特に女のコの話をするワケではないけれど、
かと言って、自分と同じような感じを
受けることもなかった。

高校時代にどうしても好きに
なってしまった同級生がいて、
あまりにも切なくなったことがあり、
その時、よほど兄に相談しようと思った。

食べ物や趣味もとても似ている兄は
その頃でさえ、女のコの影がなかったから
てっきり同じだと思っていた。

おすぎとピーコもそうじゃないか、と。
でも、同じ頃、兄がある女のコに
片思いをしている、と逆に相談を受けた。

それから、距離をとるようになった。
兄は不思議がったけれど、
ミツオはなんでも洗いざらい話すことは
お互いにとって、よくない、
そう考えるようになったそうだ。

それから二人は別の大学に入り、
仕事も兄は郷里の関西で、ミツオは上京し、
まったく違う職種に就いた。

ストレートも、ゲイも含めて
友人たちは「双子だからすごく仲が良いんでしょう」
そう言うし、確かにいつも気になりながらも、
距離を置いている自分にも少し腹がたったようだ。

そんなある日、彼氏が出来た。
1年ほど経過して、彼を友人だとして
郷里に連れて行った。
家族でさんざん飲んだ夜、
二人で兄にカミングアウトした。

兄は「ずっと前からわかっていたよ。
お前から言ってくれるこの日を待っていたんだ。」
兄はそう言ってくれたらしい。
ミツオはもっと早く伝えれば良かったと
思いながら、彼を紹介するこの日に
意味があったんだ、そう思った。

それから3年、この新型肺炎騒ぎの中、
兄が結婚することになったようだ。
兄から是非二人で、と誘われ、
彼も連れて、この連休に
兄の結婚式に出るのだと言う。

兄から「お前のほうが
ずっと先に結婚していて良いはずなのに、
先にしちゃってごめんな。」と
嬉しいLINEが来たそうだ。

無事に素敵な結婚式になっていますように。

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posted by みつあき at 19:07| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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