うちの店に限らず、ゲイバーに
一人で来る人のお客さん、
下手すると半分くらいは人見知りだったりする。
ストレートの人で強く人見知りの人は
わざわざ一人でバーに行ったりはしないだろう。
ただ、ゲイバーという場所は特殊で
そこに共有出来る何かを探ったり、
また良い人と巡り合ったりする、
という可能性を信じて
来てくれたりしている、そんな気がする。
週に数回来てくれているゴウちゃんも、
隣に座った見知らぬ人にはいまだに
自分から声をかけたりしない。
僕が二人の話を繋ごうとして、
そうだよね?と聞いても、僕にしか
答えなかったりする。
ゴウちゃんは「好き好んで
人見知っているワケじゃない。
自分だって、どんどん社交的になりたい。
でも、相手に迷惑なんじゃないか、
特別な感情があるんじゃないか、なんて
勝手に考えてしまって、
そのままになってしまう」そう言う。
こんな店をやっている僕自身も、
そもそも人見知りだ。
昔、一人で飲みに行っていた頃、
とてもじゃないけれど、隣の人と
陽気に話したりもできなかった。
特になんでもない軽い話にどんどん
乗っていけない。
ただ、こういう仕事を選んだ時に、
少なくとも自分の店でお客さんに
話しかける、というのはしごく自然なことであり、
それが人見知りを変えることが出来る
きっかけでもあった。
それでも、いまだに他の店に行くと、
それでも、いまだに他の店に行くと、
前の自分が出てしまったりする。
中には自分が興味ない人とは口もききたくない、
そういうタイプもいることは確かだけれど、
それはひと言、ふた言、会話すると
おのずとわかる。
そうでない場合は、出来れば人と
話をしたい、そう思っているはずなのだ。
まるで自分に言い聞かせるように、
ゴウちゃんには、自分で自分の背中を
ちょっとだけ押してみることなどを伝えてみた。
つまらない事だけれど、そんなひと言が
大きく人生観を変えたり、人間関係を一歩
進めたりするものなのだ。
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