うちの店に、もう10年くらい来てくれている
エロの帝王と言われるセイヤは
もう50になるというのに、
モテ筋で色気がある男。
セイヤのエロ伝説はたくさんあり、
このブログでも過去、色々書いている。
ハッテン場や、路上で声をかけたり、
バーでも良いと思ったら
積極的に身体を触ったり、
とにかく積極的。
すぐにそこそこの相手と関係は持てるし、
基本的に人と付き合うことはないだろう、
そう思っているのは、周りだけじゃなくて
本人もそうだったようだ。
それは彼がノンケ好き、という
かなり特殊なフェチがあることにも
要因はあった。
昔、セイヤが少しずつ、こちらの世界に
引っ張ろうとしていたノンケにも
結局、離れられ(そりゃそうだろう)、
たぶん、そういう理由でも
恋愛には繋がらないだろうということだった。
一生、セックスだけ楽しんで
終わるのかな、それはそれで良いかも、
なんて日頃から呟いていたのがセイヤだった。
しかし。
そんなセイヤが付き合いだしたと言うのだ。
1ヶ月半ほど前に、2丁目近くの路上で
体格の良い30歳くらいの男を見かけ、
声をかけ、お茶を飲むことになった。
今回も一度だけでも、という程度の
気持ちだったのだが、彼は30越えにして
男性とそういう関係になったことはない。
仕事がかなり硬めということもあって、
その枠からはみ出さないように生きていた。
とりあえず、男性に興味があるのなら、
きちんと色々知った上で、今後
どうするか決めればいい、
そんな気持ちで、セイヤは
彼と関係を持った。
まだほぼ経験がないけれど、
性欲だけは旺盛。
ノンケ好きなセイヤが
最もアガる方向だ。
なおかつ、その彼もセイヤのことを
気にいったようだった。
もちろん、いつかは結婚しなければ、とか
ゲイに対しても偏見など、まるで
僕らが若い頃のようなことで
彼も悩んでいるようだ。
それでも「もし良かったら、
ちょっとつきあってみないか」
セイヤは、クリスマスの日に告白し、
彼から、OKです、そんな言葉をもらった。
あのエロセイヤが!!
あのエロセイヤが!!
店でセイヤのことを知っている多くのお客さんたちは
口々に驚いた。
「俺にとってはまさかの奇跡。
こんな宝物みたいな青年は
二度と出てこない。大切にしていきたい」
ホントにセイヤの口からまさかの
そんな言葉が出てくるなんて。
久しぶりに店に出て、驚いた一夜だった。
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