去年、日本で観た演劇は本当に数えるほど。
昔観ていた歌舞伎はまったく観ていないし、
話題になっている商業演劇はともかく、
小劇場のモノも数本。
今年はもう少し観ないと。。。
(とは言っても、どうしても、映画が先行になってしまう)
ま、そういうワケで、去年ブロードウェイで観た
ショウの中での僕のベストテン
1位 オクラホマ!

どういうふうに表現すれば良いかと悩むほど、
凄く練られた舞台表現。
かつて観た同名の舞台、映画とは
まったく違う世界観。
ほぼ客席も普通以上にライトを煌々としていたり、
人影も見えないほどの暗がりになったり。
カメラでスクリーンにキャストのアップを
カメラでスクリーンにキャストのアップを
映し出したり、休憩時間にはシチューのサービス。
本当に何から何まで驚きの連続だった。
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2位 ムーラン・ルージュ

立体的で煌びやか。豪華セットに花火や
空中ブランコ、ダンサーがこれでもかと
登場する第一部。
男女問わず観客席のカップルが涙する第二部。
男女問わず観客席のカップルが涙する第二部。
映画版よりも数多くのヒット曲のマッシュアップ
それもレディ・ガガ、ケイティ・ペリー、ピンク!
までもが濃縮されたカタルシス。興奮した。
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3位 The Prom

パートナーと共に出る高校の卒業パーティに
何故女性同士はダメか、と問いかける
レズビアン主演の舞台。
スタイリッシュなダンスあり、皮肉ありで
ものすごく楽しく、かつラストの二人の
キスシーンは大喝采。泣けた。
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4位 キス・ミー・ケイト

99年に観たバージョンも良かったけれど、
去年のスコット・エリス版の完成度の高さたるや。
「王様と私」で来日したケリー・オハラの
高音域とコービン・ブルーの
凄まじいダンスに痺れた。
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5位 キング・コング

まったく期待していなかったこの作品は
非常に良く出来ていてビックリした。
コングが出てくるまでの群舞、美術セットも
十分興奮させられるが、コング登場のど迫力。
10人の黒子がダンサブルに動かし、
コングの表情の作り方には驚愕。
まさかの拾い物だった。
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6位 Hadestown

発音的には「ヘイディスタウン」
オルフェウス神話のままでの日本語訳だと
「ハデスタウン」が去年のトニー作品賞。
シンプルな物語を、とにかく想像力を
膨らませる見事な演出と音楽、キャストに
圧倒的な美術セットに酔いしれる。
Onceや、グレートコメットに少し似ていたり。
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7位 A Strange Loop

26歳になる黒人でゲイのミュージカルライターを
目指す、デブでオネエで短小と卑下する
自分にまったく自信がない青年が、
そこからどう抜け出すか。
グランダーや、Poppers(日本で言うラッシュ)など、
グランダーや、Poppers(日本で言うラッシュ)など、
ゲイしかわからないような言葉も山ほど。
楽しかった。
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8位 ビートル・ジュース

ティム・バートンの世界観は、セットデザイン、
次から次へと出てくる大掛かりな仕掛けの数々に
たっぷりと表現されている。
一体どれだけお金を掛けているのか。
「スクール・オブ・ロック」の主演、
ブライトマンが、BJを熱演。楽しかった!
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9位 屋根の上のバイオリン弾き

ユダヤ語バージョンで、英語字幕。
オフ。とは言え、かなり力が入った舞台になっていた。
なんだかんだ言ってやっぱり好きな舞台。
「ユーリンタウン」やテレビドラマ
「フュード」にも出ていたナンシー・オペルの
マッチメイカーの存在感が凄い。
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10位 トッツィー

去年のトニー賞主演男優賞をとったのがこれ。
最初から最後まで客席大爆笑。
舞台が、映画版40年近く前のテレビ業界から
最初から最後まで客席大爆笑。
舞台が、映画版40年近く前のテレビ業界から
現代のブロードウェイに移されている。
同僚の女性に言い寄られるところは
カットされているけれど、流れは映画とほぼ同じ。
主演フォンタナの女装への早変わりは凄かった。
カットされているけれど、流れは映画とほぼ同じ。
主演フォンタナの女装への早変わりは凄かった。
これに加えて「シェール ザ・ミュージカル」や
"BIG MORE CHILL"など、18本。
秋、冬には行けず、待望の「ウエスト・サイド物語」は
今年のベストテンに入れることになるだろう。
「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」を
「リトル・ショップ・オブ・ホラーズ」を
諦めたのが悔しかった。
今年も素敵なショウに出会えますように。
今年も素敵なショウに出会えますように。
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