2019年10月31日

カミングアウトの裏側で

昨夜は、ここ数ヶ月よく来てくれている
タカオ君37歳が、
数年前にカミングアウトした
という女性友達を連れて来てくれた。

大学時代4人の仲間と、その彼女と
旅行に行った先で、酒を飲みながら
タカオ君はカミングアウトしたのだそうだ。

それぞれに驚きながらも、
すんなり受け入れてくれた。

「私はかなり変わっているのかも
知れないけれど、まったく
なんとも思わなかった」
彼女は言っっていた。

離れた場所でそれを聞いていた
常連のトモタツが「僕は去年、親に
カミングアウトして、
親父は許さない」と大変だった。
そう言っていた。

最近、よく思うのは、友人はともかく
歳が離れた親や近親者にカミングアウトする、
というのは、かなりヘビーなこともある。

たとえば、我々が父親から
「実はお父さんはSMの女王様の母親から
夜ごと、縛られ、ムチ打たれて
喜んでいるのだ」と
カミングアウトされた場合、
どう思うか。
そのような衝撃ではないか、
そう考えたりする。

極端過ぎるかも知れないけれど、
そのような「突拍子もない、
決して聞きたくもない性的なこと」を
突然聞かされる、
というイメージこそ、
カミングアウトの恐ろしさでもあり、
大切さなのじゃないか、と。

僕も同様な道を渡ってきて、
やはりどうしてもカミングアウトする際には、
自分の大切な人(友人でも良い)を
きちんと会わせる、ということが
僕の中の最良なカミングアウトではないか。
そして、それでさえ、タイミングと
伝え方によって、ずいぶん変わってくるだろう
そう思う。

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posted by みつあき at 16:42| Comment(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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