2019年10月08日

"The Sound of Gaysic" (しつこくて申し訳ない)メイキング その1

ほぼ、足掛け4ヶ月の準備をかけて作った
12周年の「サウンド・オブ・ゲイシック」


そもそも、お客さんで来てくれている
ミュージカル好きでスタイリストのBちゃんが
「光明さんが大好きな
『サウンド・オブ・ミュージック』をやりましょう!」
そんな言葉から始まった今回の12周年。

ちょっと長文になってしまうけれど、
来てもらえた人たちへのお礼のためも含め、
何日か続けてアップさせてもらうことにする。


まず、主人公、映画でジュリー・アンドリュースが
やったマリアは、どう考えても
いつもゲスト出演してくれている
エスムラルダだろうと思っていたけど
Bちゃんいわく、「いやいや、あなたでしょう」と。

最初はトラップ大佐をやるつもり満々だったんだけど
そか。やっぱり、店主はマリアかと。。。

女装するとか、女性の役をする、というのは
自分の中にまったくなく、
一昨年作った映画「明日、またBridgeで」の中では
いわゆる世の中でいうところの「ゲイバーのママ」を
演じたけれど、映像の中でそれも一瞬。

ゲイバーの周年=普段はしないマスターの女装、とか
ゲイ=女性的、のようなことが
基本的にしたくない、と思っていた自分。

男が男を好き、という中に、女性的なことは
決して含まれない、含みたくない!
そう思っていた自分の中に
結局、多様性を受け入れる、というポリシーに
反しているんじゃないか、という気持ちが
湧いてきた。

まあ、つべこべ言わずに、女装しろ、
女を演じてみろよ、という自分自身の声。

そこから一気にマリアへと気持ちが向かい出す。

ただし、エスムラルダに尼僧長をやらせてしまう、というのは
あまりにも彼の役がなさ過ぎ。

というワケで、マリアを僕とエスムラルダが
ダブルキャスト(とは言え、交代に演じるのではなく、
シーン、シーンで演じる)ということに決める。

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さて、あと、何の曲をピックアップしてやるか。
どういう編成にするか、だった。

最も有名どころの「ドレミの歌」は絶対。
もちろん、オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」だって
欠かせない。

images-1.jpeg

CMでもおなじみの「私のお気に入り」

Unknown.jpeg

小学校の教科書にも載っている「エーデルワイス」は
すんなりと決まる。

maxresdefault.jpg

あとは、見せる!というところから
スタッフにやってもらいたい「ひとりぼっちの羊飼い」

1.jpg

そしたラストはやっぱり映画と共に
「すべての山に登れ」だろう、と。

本当なら、ここに「さよなら、ごきげんよう」を
是非とも入れたかったけれど、
それじゃ多すぎるので泣く泣く断念。

ここから肉付けが始まった。

オープニングの「サウンド・オブ・ミュージック」は
テラスに山のセットを作り、その前で僕がマリアをやる。

Sound_of_Music_-_Maria_on_the_hill.jpg

次に店内で、エスムラルダのマリアが
観客を巻き込みながら「私のお気入り」を
ゲイの替え歌で。

それに引き続き、テラスで「ひとりぼっちの羊飼い」を
スタッフのダンスチームに、これはBちゃんのアイデアで
グウェン・ステファニーのラップバージョン。

そのあと、「ドレミの歌」を映画と同じように
街で撮影をして、映像として流す。

と、ここまで考えながら、
それでは最初に「ドレミ」の草原シーンを
どうするか。
本当はドローンを使って撮ろうか、と。
ただ、ドローン撮影がなかなか大変だということ。
あと場所。

それでは、ドレミの山の部分はテラスでライブをやって、
残りの街のシーンを映像にしようか、と。

となると、「ひとりぼっち」に出演したスタッフが
着替える時間がない。

そこでお願いしたのが、うちの元スタッフのマサトに
チェロ演奏でを頼むということになる。
ここで「もうすぐ17歳」が加わる。

Sound-of-Music-You-Are-16-Going-on-17.png

ただ、それだけでは着替えが間に合わず、「何かいいこと」も
加えることに。

Unknown-1.jpeg

結局8曲だ。

テラスと映像の「ドレミ」を挟んで
店内でトラップ大佐の「エーデルワイス」を
スタッフのハチとタクヤに。
何故?トラップが二人?とかいうのは
この時点ではまだ考えていなかった。

そして、最後の大団円「すべての山に登れ」は
店内に残ったハチ、タクヤに加えて
残りが全員尼僧の格好で出てきて歌う、
という演出にする。

hqdefault.jpg

修道院に戻るマリアと尼僧長のエスムラルダ。
そして残りはすべて尼僧。

せっかく尼僧の格好をするのだから、と
マリアよりもさらにケバい女装をするべき、
ということで、僕自身は最初のシーンが終わってから
最後の出番までさらにゴージャスなメイクをすることに決定。

ただし、そうなると、僕は最初のシーンに出演して、
それ以降、まったく流れを観ることが出来ずに
メイクをし続けるということになる。
と言うか、周年の多くの時間、お客さんへの
対応が出来ず、メイクをし続ける、ということに。

これはとっても悩むことだったし、
いまだに周年パーティとして、良かったのだろうか、と。
お客様への感謝の言葉がきちんと伝えられなかったこと。
これは万が一、来年以降やることになった時への
課題として残そうと。
(本当にきちんとご挨拶できなかった多くの
お客さん、申し訳ございませんでした。)

そしてその流れで、「ドレミ」の
ライブシーンは、僕がメイクしなければいけないため、
エスムラルダのマリアへ。
そして「ドレミ」撮影シーンは僕がマリアに、
という構成が決まった。

つづく

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posted by みつあき at 15:21| Comment(0) | イベント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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