2019年08月09日

旧友との再会

昨日、店に入る前に、
いつものようにジムに寄り、
帰りにロッカーで着替えていると、
古い友人のセイジとばったり会った。

セイジとは5歳違い(彼のほうが少し若い)で
もう30年以上前にジムで知り合い、
5年間ほど、ほぼ毎日ジムの帰りに
食事に行ったりしたものだ。
まだ、ネットも携帯電話も
なかった時代だ。

当時、僕が付き合っていた相手と
彼の付き合っていた相手と一緒に
バリ島に行ったこともあったし、
その後、ニューヨークで
待ち合わせをしたこともあった。

お互いに仕事が忙しくなり、
特に何があったというワケでもなく、
会わなくなって気がつけば
すごい時間が経っていた。
ゲイの友人との間では
よくある話だ。


僕の店をオープンすることは連絡をし、
最初の年に何度か来てくれることは
あったけれど、もともとあまりお酒を
飲むこともない彼だったので、
それから10年近く会っていなかった。

数年前に風の便りで、
そんなセイジが体調を壊していた、
ということを聞いた。
驚いて、すぐにメールをすると、
「なんとか大丈夫です」という
返事をもらった。

そんなワケで、昨日、顔を合わせたのは
本当に久しぶりだった。
彼の病気は、膀胱ガンだったこと、
手術でなんとか治ったことを聞いたけれど、
とりあえず元気そうでホッとした。

あとは、互いに知っている
知り合いの近況を語り合った。
ほんの10分ほどの立ち話だったけれど、
会えてとても嬉しかった。
近いうちに一度ゆっくり食事でもしよう、
そう言って別れた。

それにしても、あの時期、
本当に毎日のように一緒にいたことが
嘘のような気もする。
ずいぶん距離が出来た気持ちもあれば、
とっても懐かしい気持ちもある。
そして、こういう再会こそが
やっぱり意味があるのだなあ、
そんなふうに確信した夏の1日だった。

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posted by みつあき at 14:00| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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