1日1本のアップだと有難い!
昨日観たのは、これまた映画から
舞台化された「ビートルジュース」!
ティム・バートン監督ファンの間でも
結構評価が高いこの映画。
個人的にはしっくり来なかったが・・・
しかし、舞台はものすごく良く出来ていて
これまたビックリ。
話は、ほぼ映画と同様、
交通事故で死んだカップルが
幽霊となり、自分たちが住んでいた
家に新しく引っ越してきた三人家族。
彼らを追い出したい二人は
悪魔払いモンスター「ビートルジュース」と遭遇し、
破茶滅茶な展開となる。
舞台は葬式から始まるのだが、
雨降る中、そのデザインは
ティム・バートンカラー一色。
このバートン色は全編に渡り、
とにかく驚く仕掛けが盛り沢山、
これでもかと出てくるマジックと
切り替わりの多い舞台装置。
俳優と人形の使い分け。
ビートルジュースは、映画では
中盤から登場するが、
舞台は最初から語り部となり、
家族の一人娘リディアと共に
ほぼ全編、舞台を走り回る。
そして最初から最後まで爆笑の連続。
特に映画でも注目された
「バナナボート」が流れる
パーティのシーンは多くの幽霊も登場し、
ド派手なダンスで最高潮に盛り上げていく。
このビートルジュースを演じる
アレックス・ブライトマンは
この劇場でつい去年までやっていた
「スクール・オブ・ロック」のクレイジー教師も
演じていて、その激しいアクトに
観客は酔いしれる。
もちろん、リディア役のソフィア・アン・カルーソも
17歳という年齢は信じられないほどうまい
前日の「ムーラン・ルージュ」もそうだったけれど、
どれだけお金をかけるのだ!と
衝撃的なステージとなっていて、
チケット代が上がるのも、
いたしかたない、そう思ってしまう。
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