昨日は、プライド・パレードで来た人たちが
絶賛していたメトロポリタン美術館の
「ファッションについてのノート
/キャンプ展」を観に行った。
「キャンプ」という言葉は、ウィキベディアを
読んでもらうとわかるように、
大げさに誇張した振る舞いや、
ものすごく装飾の多い
ケバケバしいファッション、
総じてゲイが好むようなモノのことを言う。
ここには、17世紀から現代までの
250以上もの奇抜なファッションを見せながら、
キャンプカルチャーや、
そのポーズの取り方(笑)、
デザイナーの在り方、
そして文化的アイコンがいかに
僕たちの性的嗜好に何を投げかけたか、
ということが表現されている。
プライド・ウィークにふさわしく、
多くのゲイや女性たちが詰め掛けていた。
これを観ながら、日本も歌舞伎も含め、
キャンピーなモノはいくらでもある。
あらゆる企業(芸能も含めて)が協力し、
こういう展覧会が、国立美術館などで
開催される日が来れば良いのに。
そう思った。
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さて、夜は「プリティ・ウーマン」のミュージカル化を
観に行った。
30年前の映画を今さら舞台化。
ロスに仕事で来た大金持ちの資本家が
街角でコールガールに出会って、
恋に落ちるという話。
これが、もう、映画、そのまんま。
主演のサマンサ・バークスは
映画の「レ・ミゼラブル」でエポニーヌをやり
多くの涙を誘った人で、歌はうまいけれど
男を狂わせるほど美人かと言うと
そうでもなかったりする(笑)。
片や、相手役、つまり映画ではリチャード・ギアが
演じた若き大富豪エドワードを演じた
アンディー・カールは
前回「恋はデ・ジャ・ヴ」
"Groundhog Day"が、本当に素晴らしかった俳優で、
「ロッキー」のミュージカル版では
その大きな胸板を露わに歌っていた(笑)
しかし、この舞台で致命的だなあと思ったのは、
ストーリーをなぞるだけで、
あらゆるシーンで工夫が見えないこと。
映画でも有名なオペラを観るシーンがあるけれど、
あのあたり、舞台装置もかなりうまく作られていて
クライマックスに、そのアリアを歌う歌手が
登場したりという部分もあるのに、
それが生かされていない。
少なくとも、オペラのシーンを現実と
重ね合わせるような夢のような場面を
作るだけで、十分違ったのでは、と思ってしまった。
観た中では珍しく、
僕にとっては、ちょっと残念な舞台だった。
まあ、アンディ・カールを
観ることが出来ただけで良いか(笑)
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