2019年06月05日

ドラマ「ヴェルサーチ暗殺(アメリカン・クライム・ストーリー)」

1年近く前に放映されていたのにもかかわらず、
未見だった、それこそゲイだらけの実話ドラマ
「ヴェルサーチ暗殺」全9話を観終えた。

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ミュージカルTVドラマ「Glee」で
注目を集めたプロデューサーで監督の
ライアン・マーフィ。
ゲイだと公言している彼は次々と手がける
ドラマがゲイ役が出ていたり、
また仮にそういう役がなくても、
ゲイ・テイストたっぷりだったりする。

その中でも、実在した大女優
ジョーン・クロフォードと
ベティ・デイヴィスの確執を描いた「
フュード」は女優の戦い、という
最もゲイが興奮する題材だった(笑)


そんなマーフィが制作したTVシリーズ
「アメリカン・クライム・ストーリー」。

その第一弾は、あの妻殺しの罪に問われた
フットボール選手O.J.シンプソンについての
ドラマでこれは一昨年、観ていた。
ほぼゲイは絡まない一作だったけれど、
名誉にしがみつこうとする男のドラマとしては
今回の「ヴェルサーチ」に通じるモノもある。

ヴェルサーチは言わずと知れたゲイ。
彼の役をエドガー・ラミレスが
そっくりに演じている。

その恋人役は、年取ってグッと
魅力が増したリッキー・マーティン。

また、ヴェルサーチの姉として
存在感を表しているのが、ペネロペ・クルス
元トム・クルーズの恋人
と言ったほうがわかる人にはわかるかも。

そして、このドラマの主役
ヴェルサーチを暗殺するアンドリュー・クナナン、
彼を演じるのが、Gleeでもウォブラーズという
グループリーダーでゲイの男子高校生として
ブレイクしたダレン・クリスだ。
アンドリューは、ヴェルサーチを殺す前にも
因縁の仲だったりする相手4人の男たちを
次々と殺害する。

億万長者に憧れて、ウリ専をしながら
ヴェルサーチに近づいていく彼。
フィリピン系で金に汚い父親からの
トラウマ故なのだろうか。

そうそう。ダレン・クリスは、ストレートだ。
にも関わらず、僕もブロードウェイで観た
「ヘドウィグ&ザ・アングリーインチ」でも
クネクネしたゲイ姿を見せてくれていた。

インタビューで、
今回の「ヴェルサーチ」を最後に
「ゲイの役はゲイがやるべきかもしれない」と
ゲイ役を終わりにする、と公言したみたいだ。

クナナンと関わるゲイの若い軍人が、
ホモだと嘲笑される
軍人を助けることによって
彼自身がゲイであることを問われるシーンがある。
このシークエンスも含めて、
多くを考えさせられるドラマともなっている。


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posted by みつあき at 18:36| Comment(0) | テレビドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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