それまでは、なかなか日の目を
見ることがなかったアイススケートを
メジャースポーツに押し上げ、
メジャースポーツに押し上げ、
さらに芸術の域まで昇華させた
伝説のゲイの英国人スケーター、
J.カリーのドキュメンタリー
「氷上の王、ジョン・カリー」が
公開されている。
前にここに書いた
「マックイーン:モードの反逆児」は
今年のベストとも言えるゲイのデザイナーの
ドキュメンタリーだった。
そして、この映画も同様、
天才アーティストを描いた傑作。
まさか今ほどのフィギュア・ブームが
作られるとは思わなかった1970年代、
彼は自分の表現方法で
新たな世界を作り上げたカリー。
幼少の頃、バレエに魅せられ、
その道に入ろうとしていたところを彼は
父親から女性的だと止められたらしい。
その後、フィギュアに出会い、
スポーツだということで許される。
厳しい練習に加えて、彼の華やかで
挑発的なテクニックは大きく評価され、
インブルックでの冬季五輪で金メダルをゲット。
インブルックでの冬季五輪で金メダルをゲット。
自分に正直である彼は、インタビューで
オフレコであることを条件にカミングアウト。
しかし、この全文が心ない記者によって
全世界へと報道されてしまう。
結果的に、自分が同性愛者であることを恥じたり、
否定することはなかったようだけれど、
カミングアウトを賞賛する声と共に、
嘲笑やバッシングも受ける。
そりゃ、40年も前だから、今とは
考えられない世の中だったと思う。
それでも、カリーは自分自身のテクニックを
厳しく追及していくけれど、
87年にエイズと診断されて、
新たな試練と向き合う。
マックイーンも、カリーも
フレディ・マーキュリーや、
ロック・ハドソン同様
エイズと闘うことになったアーティストだった。
映画には、今まで表に出ていなかった
彼のパフォーマンスが多く入っているし、
また、彼が残念にも気持ちを乗せることが
出来なかった、という日本公演での
スケーティングも観ることが出来る。
以下は予告編だ。
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