2019年05月15日

トム・ウェイツを聴こう

休みの日の夜は、本を読んだり、
映画を観たりする以外は
音楽を聴きながら、
ブログや、なかなかうまくならない絵を
描いたりしていることが多い。

机に置いたバランタインのロックを飲みながら
昨日はふと、トム・ウェイツを聴きたくなった。


僕が田舎の高校を出て、
東京に来た頃には
街にはジャズ喫茶や、ロック喫茶、
クラシック喫茶などがあり、そこで
聴いたことがないレコードを
たくさん耳にすることが出来た。

それまでは、日本のフォークや
ビートルズに加えて、映画で聴いた楽曲などが
多かったけれど、東京のそのような場所で
僕の音楽的好奇心は一気に花開いた。
自分の足と力で、本も映画も、音楽も
探さなければならなかったけれど、
そういう意味では良い時代だった。

僕が生涯、追いかけることになった
ブルース・スプリングスティーンをはじめ、
ジャクソン・ブラウン、
ライ・クーダー、ヴァン・モリソン・・・。
もちろん、チック・コリアやビル・エヴァンスも
そういう喫茶店で出会った。

アーティストは、書き出すときりがないのだけれど、
そんな多くの楽曲の中、
しわがれ声で、つぶやき、泣くような
歌声が聴こえてきた、
それが、トム・ウェイツのアルバム、
 ”Closing Time"だった。

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スローなバラードの中に流れる
退廃的なメロディだが、
詩を読むと、暖かな人間関係を描いていたりする。

僕はトムの声に魅せられて
"Blue Valentine"までの
初期の5枚のアルバムを
擦り切れるほど聴いた。

まだ、まったくどのアルバムも
どのシングルも、ヒットチャートには
載らなかったので、周りの友人は
誰も知らなかった。

そのあと、80年代に入り、
彼はコッポラのミュージカル映画
「ワン・フロム・ザ・ハート」や
「アウトサイダー」に出たと思ったら
いきなりジャームッシュの「ダウン・バイ・ロー」で
主演をし、名前が知られるようになった。

音楽活動も地道に続けていながらも、
彼の曲は決してヒットチャートに乗ることはなかった。
そいて、もう8年あまりアルバムを出していない。

まだ70歳直前の若さだから、
もう少し頑張れるだろうけれど、
40年以上前に作られた名盤が
いつも僕を素敵な世界へと誘ってくれる。

しわがれたブルーな世界が好きな人であれば、是非とも。

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posted by みつあき at 17:25| Comment(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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