2019年04月09日

オススメ映画 マックイーン:モードの反逆児

先週末から始まった、ファッション・デザイナー、
アレキサンダー・マックイーンのドキュメンタリー。

ゲイの人たちの中では、
同様にゲイであり、
なおかつ若くして自殺したという
意味でも有名だ。


個人的な話から話させてもらうと、
この天才ファッションデザイナーが亡くなったあと、
2年後の2011年、ニューヨークのメトロポリタン美術館で
開催された回顧展に行くことが出来た。


↓これが観に行った時のブログ

ブログにも書いたように、そこには彼の持つ
圧倒的な過激さ、そして奇抜なまでの
アーティスティックなイメージで会場全体が覆われ、
感激もひとしおだった。

この映画は、普通ドキュメンタリー映画が持つ
演出や編集の効果というよりも、とにかく
マックイーンの存在感、その突出した生き方が
とっても際立っている。

alexander-mcqueen-documentary-film.jpg

さて、映画。
もちろん、かなり若い頃から撮影されている
彼自身の生活や、そのファッションを
作り出すスタイルなど
緻密に織り込まれてはいるのだけれど。

若きマックイーンは、駆け出しの頃、
デザイナーらしからぬ普通のシャツに身を包み、
いたずら好きでユーモア溢れる
どこにでもいる小太りの青年に見える。

ただ、彼がアーティスト性を自分の中に
見出してからの大きな変化、
それは彼の友人や仕事仲間たちからの
インタビューでも強く明確になっていく。

40歳という若さで死ぬ前の彼は、
見違えるほどスリムで
スタイリッシュないでたちだ。

映画の中で圧巻なのが、彼が次から次へと
披露していったファッション・ショーだ。
他のデザイナーでは決して考えられない、
一般人に着らることを拒絶しているような
衣装の数々、そして想像を超える強烈な演出。

「最高の賛美か、最悪な批判を持たなければ、
ショウをやる意味はない」
マックイーンはそう言った。

そんな彼の最後となるショーの様子は、
驚きを超えて胸が熱くなる。
必見。

予告編はこちらから

***********************
各種公式SNSはこちらから
Facebook→https://m.facebook.com/bridgetokyo/
Instagram→https://www.instagram.com/bridge.tokyo/
Twitter→https://mobile.twitter.com/gaybarbridge

GAY BAR BRIDGE
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-13-16 SENSHOビル 6F




posted by みつあき at 14:35| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。