前日のブログでは最終日の夜、と書いたものの、
昨日の帰国便が夜の20時20分だったため、
結局、昨日一日が実質、最終日となった。
思えば、僕が日本で入っているジムが
デリーでも何軒もある、というので
Googleマップで調べて行ってみた。
思えば、今さらだけれど、僕が
マメに海外旅行に出始めて、30年
その間に、世の中はインターネットに寄って
物凄く変わった。
とにかくどこに何があって、
そこにスマホひとつあれば
連れて行ってくれるワケだ。
それも、歩きか、タクシーか、
電車か、バスか、という事なども含めて、
的確に教えてくれる。
紙の地図だけを頼りに、
迷い迷っていたのが、つい10年少し前。
思わぬ場所との出会い(これ、意外と大切)が
なくなってしまったのは残念だけれど、
それでも、無駄な時間は大幅にカットされるのだ。
話を戻そう。
そんなワケで、ジム。
着いてみたら、これまた先日のレストランと同じく、
そこは数年前に「プロテインショップ」に
なってしまっていたようだった。
地図上でも、またGoogle先生も「営業中」と
書いてあるのにだ。
で、聞いてみると、そこから車で20分ほどの
ところにある同系列のジムも、他のジムに
買われてしまったらしく、
僕の会員証は使えないらしい。
インドのジムの様子を見たかったけれど、
こればかりは仕方がない。
それにしても、そのプロテインショップの並びは
何十軒プロテインショップがあったか。
こういう光景は、日本はもちろん、
アメリカでも見たことがない。
街でそこまでのマッチョを見ることもなかったけれど、
フィットネス人口はそれなりに多いのだろう。
気持ちを入れ替えて、
市内観光へと繰り出すことにした。
まず、アグラセン・キ・バーオリーという
14世紀に造られたという階段状の井戸。
これは住宅地のいきなり裏手にあるのだが
意表を突かれて、見応えあった。
その後、世界遺産になっている
ラール・キラー(赤い砦、という意味らしい)。
タージ・マハルや、アンベール城とは
またひと味違うこれまた広大な宮殿跡。
1640年代に作られたというこの宮殿も
1850年代にイギリスとインドの反乱軍に
よって、破壊されたらしく、
今、残っているのは、ほんの一部らしいけれど、
それでもゆっくり歩くと
たぶん何時間もかかる。
このあと観たジャマー・マスジットという
イスラム教の寺院もそうだけれど、
すぐそこには、ほぼカオス状態の
ニューデリーの街が広がっている。
しかし、一歩、足を踏み入れたら、
精神が落ち着き、歴史の中のひとつの時代に
すっぽりと入ってしまったような気になるのが凄い。
そうそう。この寺院に限らず、
インドの多くの寺院に入る時は
靴を脱ぎ、裸足にならなければならない。
そのあたりは、西洋の教会などとは違い、
日本のお寺と同じく、アジアなのだなあ、
そうしみじみ感じたりもした。
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