ツネヨシ君は、舞台関連の仕事をしている。
もう20年近くやっているようだけれど、
もう20年近くやっているようだけれど、
その中でどんどんお客さんが
少なくなっていることに加え、
平日の夜公演がなくなり、
夜公演は週末のみで、あとは昼公演。
あくまでも、主婦層を
中心と考えられた仕組み。
そこまで、演劇層は薄くなって
しまったんだろうかというのは悩みのタネだと言う。
確かに、僕も数は少なくなったけれど、
たまに劇場に行くと、多くは女性。
特にミュージカルなどにいたっては
9割が女性で、休憩時間など
女性トイレ前の長蛇の列に比べて
男性トイレのスカスカ感の半端なさだ。
あまりの男性の少なさに、
恥ずかしささえ、覚えてしまう。
さて、そんな中、昨日は
渡辺謙が王様になったロンドン公演の
日本上陸版「王様と私」のチケット先行発売。
お客さんのサイジョウ君も
チケットをゲットするのに
かなり頑張ったと言っていた。
ただし、劇場サイトのサーバーが重く、
とにかくサイトに
行き着くまでに物凄い時間がかかり、
何度もダウンしてしまったと言う。
結局、2時間経っても
繋がらないという状態だったようだ。
最良い席が19000円という
日本の劇場公演ではなかなかない金額だが
それが高いか、安いか。
ブロードウェイでは300ドルを超える
プレミアシートもあるのでどうなんだろうか。
とは言っても、ニューヨークの物価は
全体的に高いので、単純に日本のそれと
比べられないのも事実。
それよりも、座席の割られ方のほうが
僕は気になったりする。
SS席が大部分で、安くなるほど
その座席の数が少なくなる。
これは、コンサートの座席もそうだ。
「王様と私」は自分で座席を選べるようだが、
モノに寄っては、まったく席を選べず、
抽選も多く、欲しい座席が手に入らない。
良いか、どうかはともかく、
欧米ではチケット転売会社が
違法ではない状態で、存続する。
さまざまな問題を抱えながらも、
より多くの人たちが
楽しむことが出来るには
どうすれば良いのか。
演劇に限ったことではなく、
将来、素敵な文化をより良くするためにも
劇場、プロモーターに
しっかりと考えてもらいたい案件だと思う。
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