2019年01月09日

若さの素晴らしさ

ゴウ君は、27歳。
自分の息子と言っても
おかしくない年齢。
とわざわざ書くまでもなく、
それくらいのお客さんは山ほどいる(笑)

ゴウ君は、尊敬する両親から
たっぷりとした
愛情を受けて成長したようで、
言葉の端々から育ちの良さを感じる。

謙虚で、人を常に優先しようとするし、
人のことを決して悪くは言わない。
色々なところで
ポジティブな面を見せてくれる。

ただ、人に好かれたい、嫌われたくない、
という気持ちと、これでいいんだろうか、
そう悩んだりする。
自分は弱いなあ、そう思うと言う。

そういう意味では、かつての僕と
とっても似ている。
僕も若い頃は人の目ばかり
気にしていた時期もあった。

とは言え、ゴウ君はまだ20代。
夢も希望もある。
自信のなさもあるけれど、
でも、自分はまだ変わることが出来る、
そういう思いもある。

仕事に対しても実直で、
頑張っている同僚を敬い、
負けないようにと自分を鼓舞する。

彼を見ていて思ったのは、
自分もこの年齢になって、まだまだ
学ぶことが出来る、
成長することが出来るんじゃないか
ということを、教えられた気がした。

実直で、不器用で、それでもなんとか
人に受け入れられるように努力したい、
そう思っているゴウ君を見ていると、
若いっていうことは素晴らしいなあ、
そして僕も見習わなければ
ならないところがたくさんある。
そう思わずにはいられなかった。

僕が年上だから、彼に何かを
教えたりするべきなのか、というのは
そもそもナンセンスだと思っている。

人生の先輩、という言葉ほど
嫌いなモノはない。
人よりも多少歳をとっているからと言って、
何も偉いことはなく、
尊敬されるべきでもない。

成人を超えた人間は年齢とは関係なく
フィフィティでいることを目指すべきだし、
そうやって向き合うことこそ、
大切なモノが見えてくる、そう思う。

もちろん、年配者から僕も学ぶことは多いけれど、
それよりも若い人から
さらに気付かされることも多い。

そういう意味でも、
ゴウ君と色々と話して良かったし、
店をやって良かった、
そう思う今日この頃だ。

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画像は、若さの情熱と苦しみを描いた
「草原の輝き」
一昨年、オスカーで作品賞のタイトルを
間違えたウォーレン・ビーティがかっこ良かった。

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posted by みつあき at 15:29| Comment(0) | 人生 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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