うちのスタッフで台湾出身のケンが
昨夜、肩を落として、店に来た。
台湾での同性婚に対しての
国民投票が昨日、行われ、
5件すべてが反対派の得票が
容認派を上回ったというのが
その理由だった。
昨年、台湾は、同性婚を認めないという
現行の法令を「違憲」とし、
憲法の裁判で、2年以内の法改正が要請されて、
同性婚支持を表明していた総統が期限内の成立を
目指していたところ、反対派が国民投票に
持ち込んだようだった。
それがこの結果だった。
もともと、儒教の国にもかかわらず、
13万人もの参加者を出した
プライドパレードなども含めて
日本よりも、かなり先に
同性婚が成立するのか、と
僕も思っていた。
もちろん、今回のこの結果がすぐに
同性婚まったくなし、
となるワケではないけれど、
とは言え、荊の道を歩かざるを得なくなりそうだ。
日本での同性婚へのが、今後、どこまで
変化していくのか。
異性愛者も同性愛者も同等の権利を持つ、
ということは僕も賛成ではあるけれど、
ただ、個人的にはその前に日本、
もしくは世界の結婚制度、というモノを
考え直していくほうが先決かなとも思う。
ある意味、結婚制度、ということに
縛られていること自体が、
色々な問題が起こってしまう一因なのかと。
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