2018年11月19日

映画「いろとりどりの親子」

サンダンス映画祭で評判になっていた
「いろとりどりの親子」
"Far from Tree"という
アメリカのドキュメンタリー映画を観た。

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子供の頃からゲイであることを
悩み続けた、アンドリュー・ソロモン。
彼は全米300もの、マイノリティと
その家族にインタビューした
ノンフィクションを書いた。
これはその原作を元に6組の
家族を撮影したドキュメンタリーだ。

ダウン症、自閉症、低身長症、
殺人を犯した子供の親、
そして同性愛者である自身の姿などなど。

彼らを産んだ親の喜びと共に、
育てていく間に起こる大きな試練、
とても想像出来ない問題や
苦しみが横たわっている。

自閉症の子は成長するに連れ、
毎日大きなかんしゃくを起こし、
誰が何を言っても聞き入れることが出来ない。
「どうしていいか、わからない」と
母親が途方に暮れるシーンは
観ていても本当に辛い。

ただ、そんな時期もありながらも、
病院に通い、少しだけ心を
落ち着かせることを覚え、
彼はタイピングで
自分の言葉を表現する、
ということを覚えていく。

他の子供たちも同様に、
多くの困難をいかに
乗り越えて生きていくか。
それを親と共に学んでいく姿が
ここには描かれている。


この映画を観て感じるのは、
いわゆる「普通である」
「健康である」「正常である」などと
思っている多くの人たち(自分も含めて)が
実はまったくそうではないということだ。

何が普通か。
何が健康で、正常なのか。

「普通」
そう思い込んでいるのは自分だけで、
すべての人は人と違い、
そこに「普通」と「普通じゃない」
という差なんて、実はまったくない、
そう気付かされる。

精神であれ、肉体であれ、
ちょっとした違和感は
誰しもある。
それと「病気である」と診断される事
そこに多少のギャップがあるだけであるだけで、
すべての人が他者とは違う
他者から見ると、すべての人が変人なのだ。

違いを恐れず、怖がらず、
それを受け入れていき、
受け入れてもらうことこそ、
それぞれの幸せをもたらすのだ。
それを心底、学ぶことが出来る映画だった。

「いろとりどりの親子」HPと予告編↓

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posted by みつあき at 14:50| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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