昨日も書いたけれど、
ここ数日、関西方面や北海道に住んだり、
実家がある友人、知人に
安否を確認するために連絡を取った。
それぞれの家族はともかく、
ちょっと連絡を取っていなかった
友人二人が大変な事になっていることを知る。
一人は関西に住む僕と同世代の友人で、
彼はここ数年、
アルコール中毒になって
苦しんでいるということだった。
昔から酒はよく飲んでいたが、
いつの頃からか家族や周りに
暴力をふるうようになり、
そのたびに落ち込む、という繰り返しが
続いていたのだそうだ。
それから何度か入退院を繰り返し、
ここ3年ほど酒を一滴も飲んでいないらしい。
今度、何人かで会おう、そう伝えたが
その時に周りが飲めば、絶対飲みたくなる。
そして1杯飲んだら、この数年の禁酒が
すべて台無しになると言う。
僕も含めて、飲まないようにするから
大丈夫だよ、とは伝えたけれど、
よく飲み、よく語った日々を
知っている彼にとって
酒なくして、旧友と会うのも、
またストレスのようだ。
もう一人は、まだ30代の友人。
彼はふた月ほど前に身体に異変を感じ、
色々な病院で検査を受けた結果、
ガンを宣告されたと言う。
入院してすぐに抗がん剤を使いはじめ、
多くの副作用に苦しんだようだった。
体格も良く、あれだけ元気だったのに
これには本当に驚いた。
最初はかなり落ち込んで、
何もやる気が起きなかったらしいけれど、
少しずつ前向きになってきているとのこと。
それにしても僕よりもふた回りも下。
店を始める前からの知り合いで
その当時はまだ20代そこそこだった。
ガンになるには、若過ぎる。
ただ、二人に共通して良かったと思えるのは
ずっとそばにいてくれるパートナーがいる、
ということだった。
メールやLINEのやり取りでわかった
彼らの状況。
SNSなどで動向がわかっている友人や知人は
ともかく、それらをやっていない知り合いは
ふと気がつくと何年も連絡しなかったりする。
せめて数ヶ月に一度は連絡を入れよう。
そう思った1日だった。