2018年08月11日

忘れじの仲間たち

僕の高校時代の話は、
このブログでも何度か書いたが、
つい先日、剣道部での仲良しだった
4人の中の一人、
シゲと15年ぶりくらいに会った。
シゲの妹も一緒だった。

僕の通っていた高校は、ほぼ寮生活で
4人は何かと集っては、遊んでいた。
とは言っても、ネットはおろか、ゲームも
ビデオも、ヘッドフォンステレオもない時代。

そして、当時国交断絶状態だった台湾へ
修学旅行に行ったのは懐かしい思い出だ。
当時、3泊4日くらいだったんじゃないかと思う。

その中で、僕ら学生たちは
教師の目を盗んで、
それぞれの行動をとっていた。

4人もそれぞれだった。
校内にガールフレンドがいたツネは、
なんだかんだ言って彼女と一緒だったし、
やんちゃだったマサは、
こっそりと勧められた売春ツアーに行った。
(彼に限らず、それに参加した多くの学生は
その後、学校にバレて、罰則を受けた)

また、シゲと僕は当時姉妹校だった
学校の学生たちと
ワイワイと騒ぎ、シゲはその中にいた美少女に
恋をしたようだった。

ちなみに、僕はと言えば、
やはり台湾のイケメン学生に
少し目を奪われながらも、
もう一人の女のコとデートまがいなことをした。

その後、それぞれが大学に進んだ。
ツネはその後、同級生の彼女と別れた。
その数年後、若くして彼女は病死した。

マサはシゲの妹と付き合いだしたけれど、
結果的にはうまくいかずに、
別れてしまった。

シゲは大学を卒業して、台湾の美少女に
会いに行ったものの、堅物の彼は
何も出来ずに帰って来た、と言っていた。

20代後半で僕以外の3人は、
それぞれ思いを寄せた別の人と結婚をした。

北海道にいるシゲ、
和歌山にいるマサ、
栃木にいるツネ、
そして東京にいる僕。

この何十年かの間に、
それぞれと数回会ったが
少なくとも店を始めてから会っておらず、
たまにメールでやり取りをするマサには
カミングアウトしたものの、
他の二人は出来ずにいた。

さて、東京に来たシゲと妹だったが、
シゲの身には、
この5年くらいの間で驚くことがあった。

彼は10年近く前に前の奥さんと
離婚をしたのだが、
なんとその後、再婚したのが、
あの台湾の美少女だったのだ。

離婚後、ネットでシゲのことを探し出し、
何十年も超えた恋は身を結んだらしい。
ひょんな事から彼女は
僕のFacebookも見つけ、
シゲは彼女経由で
僕がゲイであることも知ったと言う。

お酒を酌み交わし、
楽しくなったシゲと僕は
マサに電話をし、
シゲの妹とマサも別れて以来、
初めて電話で話した。

それからツネにも連絡して、
今年の秋から来年春にかけて、
4人で必ず会おうと約束をした。

これが実現すると、4人で会うのは
高校時代以来となる。

それも僕らが青春時代を過ごした松江で。
それまでそれぞれが元気で
いられればいいのだけれど。

また、ひとつ楽しみが増えた。
************************************
新宿2丁目 Gay Bar Bridge(ブリッジ)
東京都新宿区新宿2丁目13の16
SENSHOビル 6 F
03-6423-7384
************************************
posted by みつあき at 19:54| Comment(0) | 友情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。