ありとあらゆるところで、LGBTについての
記事や報道を目にするようになった。
つい5年、10年前に比べると、
信じられないことだ。
それと比例するように、
相変わらずLGBTへのいじめも
いまだに日本のみならず、世界でも
まだまだ多く報道されている。
自殺者もまだまだ多い。
それがいかに偏見に満ち溢れ、
人を傷つけることか、ということも
小学生から中学生だと
実感することが出来ず、
人と違う、普通じゃない、
ということがいじめの対象となる。
最近の中学生などでは
「僕はゲイだよ。で、何が悪い?」と
開き直る子もいるらしく、
そう出来る子は逆にちょっと人気者に
なったり、ということもなくはないらしいが、
当然ながら、かなり少数なようだ。
いじめられる要因を逆手にとって
開き直れるような開放的な心を持てる
子供というのは、当然、そうはいないだろう。
そんな話をしていたら、お客さんのキョウゴ40歳は
「僕も小学校の時に酷いイジメにあっていました」
と言う。
先生に何度か相談したら
「イジメられるお前に問題がある。」と一蹴され、
キョウゴが名前を上げたイジメの番長各の人間と
授業の中で組まされることにもなる。
どう考えても、敢えて組まされているとしか
考えられなかった。
二人を組ませることで、
その教師はこの問題を
解決しようとしたのかもしれない。
ただ、どう考えても、
それは良策とは思えない。
僕自身、小学校の頃、
「オトコオンナ」だとか
「ナヨナヨしている」と
揶揄されたことはあった。
辛くて嫌な思いをしたけれど、
それで自殺したい、という方向性には
いかなかったし、
イジメられているという概念がなかったのは
時代だったのかも知れない。
インターネットが当たり前の世の中で、
ますます姑息でネチっこいいじめ、といのが
さらにはびこってくる可能性は高い。
あまり深く考えずに、言葉を発する
子供たちの発言を、
どういうふうに制御したり、
間違いであることを気付かせるのか。
子供を持たない僕だけれど、
今さらながら、
ちょっと考えてしまう問題だ。
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