オオツキ君、35歳は大きい企業で働く
サラリーマン。
彼と同じ部署にいて、
それなりに話をする30歳の女性社員から
数ヶ月前に、「オオツキさん、
今度、デートに誘ってください」
そう言われたのだそうだ。
美人で仕事も出来るけれど、
何故かまだ独身。
え?積極的!なおかつ、めんどくせえなあ
なんて思いながら、適当にうだうだとしていたら
「いつにします?」とさらに押してくる。
う〜ん、いっそのこと、
一度だけ食事にでも行って、彼女がいる
ということにするか、と日程を決めて
ちょっとオシャレなレストランへと向かった。
ワイン飲みながら、乾杯。
「オオツキさん、何故、私、
オオツキさんをデートに誘ったか、わかります?」
といきなりの質問。
?
「寂しそうに見えたから??」
「いえ。
オオツキさん、ゲイですよね?」
と、突然来た。
「え!?な、何、それ?」としどろもどろ。
「会社の中の女子社員、結構知っていますよ。」
色々聞いてみると、どうやら出会い系アプリを
一部の女子が男に成りすまして立ち上げ、
会社の中にゲイがいるか、探していた、
と言うか、35歳以上でいい男なのに独身の
社員はホントにストレートなのか、
自分(たち)に、可能性があるか、
探るためだそうだ。
「だから、オオツキさん以外にも
何人か見つけちゃったことを、女子社員で
噂になってるんです。」
こういう話、噂には聞いていたけれど、
オオツキ君にとって、
かなりのショックだった。
また、自分自身、社内でそれほど
アプリを見ていないせいか、
まさか社内で、他にゲイがいるとは、
それも驚きだった。
ということが、ストレート社会では
結構広がっているらしい。
かなり下世話で、酷い話だけど、
そういう時代だから仕方がないのかも知れない。
さて、女子社員の話はまだ続いたが、
これは次のブログで。
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